成田国際空港とパナソニックは、自律走行サイネージロボット「Signage HOSPI」の有効性実証実験を1月15日から実施する。
「Signage HOSPI」の原型である自律搬送ロボット「HOSPI」は、病院内で薬品等の搬送を行うロボットとして開発され、体内に物を格納して自動で安全に搬送することができる。「Signage HOSPI」はこの「HOSPI」の胴体部分3面にディスプレイを搭載しており、決められたエリア内を自律走行する。人や物等を検知して、自律的に減速・停止・回避等の判断を行う機能と本体デザインの注目度の高さを活かし、機内持ち込み制限品情報の周知や広告媒体としての活用の可能性など様々な情報訴求の可能性を検証する。検証場所は成田国際空港第2ターミナル3階出発ロビー。時間は2月26日までの土休日を除く毎日午前10時から正午までと、午後2時から午後4時まで。
また、同空港内の「Narita TraveLounge(ナリタ トラべラウンジ)」では、利用客の食事後の食器を「HOSPI」がカウンターまで搬送する下げ膳実証実験を1月23日から27日まで実施する。