成田国際空港は、第3ターミナルの到着ロビーを増築するなど機能を強化する。
第3ターミナルは2015年4月8日にオープン。予測を上回る格安航空会社(LCC)の成長により、利用者が集中する時間帯の出発時間帯では混雑が激しくなり、特に到着した利用者が出発ロビーを通ってターミナル外に移動する構造であることが原因の一つになっているとしている。2019年夏までに1階に到着ロビーを増築し、出発導線と到着導線を分けることで混雑の解消を図る。到着ロビーの増築後には、ターミナル連絡バス乗降場と直結することで、スムーズなターミナル間の移動ができるようになる。
さらに、国内線と国際線の保安検査場に「スマートセキュリティ」、受託手荷物の保安検査には「インラインスクリーニング」を2019年度末までに導入する。これにより各種手続きにかかる時間が短縮されることで混雑緩和を狙う。