インドネシアのシティリンク機のパイロットが、12月28日、ろれつが回らない状態で乗務し、機内アナウンスを行ったことから解雇された。
スラバヤ発ジャカルタ行きのQG800便で発生、報道されているセキュリティチェックを通過する際の動画では、荷物を落としたりよろめくなど、ふらついた状態で飛行機に乗り込んだ。乗客は154人で、通報があったため別のパイロットに交代した上で定刻の午前5時15分から1時間5分遅れの午前6時20分に出発した。シティリンクのアルバート・ブラーン最高経営責任者(CEO)も辞意を表明しているものの、株主の承認が必要であるため保留されている。
シティリンクは、ガルーダ・インドネシア航空傘下の格安航空会社。スラバヤなどを拠点に27都市へ1日234便を運航している。