カラカミ観光は、11月19日に「定山渓ビューホテル」の利用者から食中毒症状の申告があり、札幌市保健所が調査した結果、115名が下痢や嘔吐の症状を発症したことがわかった。
原因はホテルが提供した食事とみられ、利用者と従業員からノロウイルスが検出された。札幌市保健所は11月29日から12月5日までの7日間、3階厨房本館側、3階厨房新館側、2階厨房、1階厨房の営業停止処分を行った。カラカミ観光は、11月29日午後から全厨房に加え、全館の消毒と点検、食材の廃棄などを行うため、「定山渓ビューホテル」を自主休業している。
カラカミ観光では、「この事態を厳粛に受け止め再発防止・安全強化を図り衛生管理により一層努力し、「安全で安心な食、くつろぎ」を提供できるように推し進めてまいります。」としている。