オペルは、1970年代にオペルが出したスペシャルティカー「マンタ」を最新EVとして中国で発売すると発表した。また、ブランド全体の電動化も加速させるという。
ドイツ自動車メーカーであるオペルは、現在、電動モデルのラインアップを拡大しているだけでなく、2028年以降、欧州でのEV販売に完全に焦点を当てている。またこれからは中国で純粋なEVメーカーとして、1970年代の名車である"Manta"をEV、”Manta-e"として復活をさせるという。
"Manta"は1970年に発売されたオペルのスペシャルティカーで、WRCなどラリーやレースなどで活躍した伝統モデルである。
「2028年の時点で、オペルはヨーロッパの中心市場でのみ電気自動車を提供します。自動車産業の未来は電気であり、オペルはその一部です。私たちはオペルを再発明し、若くてグリーンでグローバルなブランドに変身するための旅に出ています。オペルは寒さから涼しさへと移行しています。 CO2は私たちの業界の新しい通貨であるため、私たちはCO2ゼロのの未来に向かっています。」と、CEOのマイケルローシェラーは述べている。
また、オペルブランドを中国で復活するという最終決定が下された。詳細は後日公開される。
「私たちは、オペルがグローバル化することを約束しました。そして私たちは提供します。中国は世界最大の自動車市場であり、中国で利益を上げて成長すると確信しています。中国の顧客は私たちの製品と私たちの情熱的なドイツのブランドを楽しみにしています」ともCEOのマイケル・ローシェラーは述べている。
オペルは大規模な電化攻撃の真っ只中にいる。ブランドは今年すでに9つの電動モデルを提供しており、2024年までには、すべてのモデルに電動化されたバージョンを用意される。
2021年中には日本への再参入も発表しているオペル。世界中のメーカーが電動化を推進するなかで、電動メーカーとしてどこまで販売を伸ばせるか楽しみだ。