6月14日、三菱自動車は専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)のカーデザイン学科との産学共同プロジェクトを実施すると発表した。
ダイナミックで力強い「三菱自動車らしさ」と、ワクワクするデザインでユーザーの冒険心を満たす「Drive your Ambition」という同社のブランドメッセージが、学生たちの若い感性でどう表現されるのか
昨年度に続き2回目の実施となる今回のテーマは「Ambition to Explore」。学生たちは10年後の未来を想定し、ポジティブで冒険心を持った三菱自動車ユーザーに向けて、コア技術である電動化技術、4WD技術を生かした、新しいライフスタイル・モビリティを企画・提案する。
同プロジェクトは4月より毎週オンラインにて実施しており、三菱自動車の第一線で活躍するデザイナーが自動車のデザインをはじめ、市場調査やターゲットユーザーの設定などを学生たちに直接指導している。
学生たちはコンセプトやスケッチなどを全体デザイン案としてまとめ、ひとり1枚のプレゼンテーションパネルを完成させ、9月に実施を予定している最終プレゼンテーションに臨む。
ダイナミックで力強い「三菱自動車らしさ」と、ワクワクするデザインでユーザーの冒険心を満たす「Drive your Ambition」という同社のブランドメッセージが、学生たちの若い感性でどう表現されるのか、その成果が期待される。
同社の渡辺誠二デザイン本部長は次のようにコメントしている。
「学生のみなさんがプロデザイナーの仕事を経験できる貴重な機会になると同時に、当社のデザイナーにとっても若者の情熱と斬新な発想に触れることができる貴重な機会となっています。三菱自動車は産学共同プロジェクトを通じて、カーデザイナーを志す学生の育成に引き続き貢献していきます」