6月9日、ビー・エム・ダブリューは今秋日本で正式発表する新型電気自動車「BMW iX」の初期生産モデルである「iXローンチ・エディション」の先行予約受付を、BMWオンライン・ストアで開始した。税込車両価格は「iX xDrive40ローンチ・エディション」が1155万円、「iX xDrive50ローンチ・エディション」が1373万円で、納車は今年の秋以降の予定だ。
ローンチ・エディションには「ファースト・クラス・パッケージ」を含む4つのパッケージが標準装備され、スポーティで上質、そして機能性を高めた特別感の高い仕立てに
「iX」は昨年11月に本国発表された新型電動クロスオーバーSUV。アルミスペースフレームを用いた新開発のEV用スケーラブルプラットフォームを採用した初めてのモデル。
ボディサイズは全長4953×全幅1967×全高1695mmで、ホイールベースは3000mm(本国仕様値)。荷室容量は500ℓ確保され、後席シートバックを倒した最大時は1750ℓを許容する。
モーターは前後合わせて2基を搭載。「iX xDrive40」は326ps/630Nmを発揮し、6.1秒の0-100km/h加速タイムを実現。一方、上級版の「iX xDrive50」は523ps/765Nmを発揮し、0-100km/h加速を4.6秒でこなす。最高速はいずれも200km/hをマークする。
キャビンのアンダーフロアに搭載されるリチウムイオンバッテリーの容量は「iX xDrive40」が76.6kWh、「iX xDrive50」が111.5kWh。一回の満充電による最高航続距離はそれぞれ425km、630kmと発表されている。
このたび初期生産モデルとして先行受注の開始した「ローンチ・エディション」には、スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ等の上質な室内空間を演出する装備を含む「ファースト・クラス・パッケージ」、フロント・アクティブ・ベンチレーション・シート等の室内の快適性を向上させる装備を含む「ラウンジ・パッケージ」、そして専用のホイール等スポーティなデザイン装備を含む「スポーツ・パッケージ」すべてを採用したモデルとなっている。
加えて「iX xDrive40ローンチ・エディション」には、harman/kardonサラウンド・サウンド・システムが、「iX xDrive50ローンチ・エディション」には、Bowers &Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムを含む「テクノロジー・パッケージ」がそれぞれ装備されている。
ボディカラーは「iX xDrive40ローンチ・エディション」が、ソフィスト・グレー・ブリリアント・エフェクトおよびミネラル・ホワイトの2種類、「iX xDrive50ローンチ・エディション」が、BMW Individualアベンチュリン・レッドだ。
なおすべてのモデルは、BMWオンライン・ストアのみで予約注文が可能で、新型BMW iXの日本における正式発表後、早い段階で納車が約束される。
●BMW「iX xDrive40/xDrive50ローンチ・エディション」採用パッケージ●BMWオンライン・ストア
【ファースト・クラス・パッケージ】
・ソフトクローズドア
・インテリア・スタイリング クリア&ボールド
・スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ
・サンプロテクション・ガラス
・クライメート・コンフォート・ガラス
【ラウンジ・パッケージ】
・フロント・アクティブ・ベンチレーション・シート
・マルチ・ファンクション・シート(運転席&助手席)
・インテリア・デザインSuiteレザー・アミド(iX xDrive40)
・インテリア・デザインSuiteレザー・カスタネア(iX xDrive50)
・サンプロテクション・ガラス
・クライメート・コンフォート・ガラス
【スポーツ・パッケージ】
・スポーティなフロントエプロンおよびバンパー
・ブルーのブレーキキャリパー
・ダーク仕上げを施された印象的なリヤライト
・専用ホイール: 22インチ・エアロダイナミック・ホイール1020バイ・カラー・3D ポリッシュ
【テクノロジー・パッケージ】
・BMWレーザー・ライト
・harman/kardonサラウンド・サウンド・システム(iX xDrive40)
・Bowers &Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム(iX xDrive50)
・インテリア・カメラ