2020年冬、琵琶湖周りの3機のオービスを一挙に撤去した滋賀県警。残り2機のHシステムも風前の灯火と思いきや、この連休中、予想通り、そのうちの1機の撤去が確認された! 果たして残り1機の運命は?
滋賀県内の一般道からオービスが消える?
☆撤去オービスDATA
場所:滋賀県草津市志那町
道路:県道559号線
方向:南行き
キロポスト:
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
今回、撤去されたのは、野洲市と大津市を結ぶ県道559号線の草津市志那町付近で、大津市方面を狙っていたHシステム。昨年冬に撤去された3機の固定式オービスと共に、琵琶湖周りのスピード抑止を担っていたが、この春、ついにその役目を終えたというわけだ。
これで、滋賀県の一般道に残る固定式オービスは、県道25号線のHシステム1機のみ(昨年12月に確認済み)。もしかしてすでに撤去されている可能性もあるが、いずれにしても滋賀県内の一般道がオービスレスになるのは時間の問題だ。
それにしても、ここ数年、各地で数々のオービスが撤去されているが、なぜか、ここ2年間で新設されたのは昨年5月に岐阜県は国道19号線に復活した不思議な旧型レーダー式以外はみな高速道路のみ。もしかして警察は、一般道における固定式オービスによる取り締まりに見切りをつけた、とでもいうのだろうか?
いずれにしても、ここ最近、劇的とまでは言えないものの、移動オービスによる取り締まりの目撃例が多発しているし、大阪府警にいたっては、阪神高速に半固定式などという反則オービスを出現させるなど、警察はスピード取り締まりに本腰を入れ始めている。コロナ禍で国民はみんな疲弊しているというのに、これじゃ弱り目に祟り目というもんです!