4月30日、グループPSAジャパンは、シトロエンのコンパクトSUV「C3エアクロスSUV」に特別仕様車「サーフエディション・バイ・リップカール」を設定し、5月1日に発売すると発表した。税込車両価格は305万9000円だ。
マットイエローのアクセントが光る内外装、130ps/230Nmにパワーアップした1.2ℓターボエンジン、ヒルディセントコントロール付きのアドバンスドグリップコントロールを採用
この特別仕様車はサーフブランド「RIP CURL(リップカール)」とのコラボレーションによって誕生。シトロエンとリップカールはいずれもウェルビーイング、レジャー、そして“ここではないどこか”へと人を誘うエスケープというエレメントにおいて共通していることからパートナーシップを締結。創造、革新、そして冒険への情熱と探求する心という共通の価値観を持つこの2ブランドの魅力が、相乗効果によってこのたびの特別仕様車を生み出した。
グリ アルタンスのボディカラーを採用したエクステリアでは、ルーフやルーフレールをノアール ペルラネラにペイント。随所にあしらわれるアクセントカラーはゴールドを彷彿とさせるリップカール・アルマイト・オーカー・カラー(マットイエロー)を採用。この強烈でエネルギッシュなマットイエローは、サーフィンの世界で見られる砂丘や太陽の光からインスピレーションを得たもので、ヘッドライトベゼル、ドアミラー、およびブラックの16インチホイールのセンターキャップに採用されている。
さらにこのメタリックグレーとブラックのボディにマットイエローのエネルギッシュなコントラストのボディサイドには、RIP CURLのブランドロゴを大胆に、そしてあえてコントラストを抑えてフロントドアにあしらっている。またリヤクオーターのC3 AIRCROSS SUVの特徴のひとつであったベネチアンストライプを廃した代わりにRIP CURLロゴが入れられている。
インテリアも同様に専用のダークグレーファブリックにブラックテップレザーとマットイエローのアクセントが入り、エクステリアと呼応するかのようにグラフィカルに仕上げられている。さらに通常モデルではファブリック張りとなるダッシュボードはダークグレーのテップレザー張りとなり、タフなイメージを強調している。
1.2ℓ直列3気筒ターボエンジンは130ps/230Nmにパワーアップされ、SHINEグレードでパッケージオプションを選択しないと装着されないアドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)を搭載。前輪駆動モデルながらトラクションコントロールとブレーキLSDを高度に統合制御し、SUVとしての本格的な走破性能を発揮するアドバンスドグリップコントロールのサンドモードを選ぶことで、サーフスポットまでの移動をより確実なものにできる。