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ATフルードの常識を知る ATフルード交換トラブルは都市伝説なのか!?〜圧送全交換〜


スポーツドライビングにはMTやDCTが最適。それも間違いではないけれど、実際にドライビングする車両のほとんどはオートマチックトランスミッション車が多いのも事実。最近では国内外で高性能の8速や10速ATが採用されるなど確実にスポーツATの需要が増えている。スポーツATの意外な盲点となっているのがフルードだ。

スポーツATの意外な盲点となっているのがフルードだ。交換をするとトラブルが発生して変速しないとか、ギクシャクするなんて話がまるで都市伝説のように巷に広まっている。実際にメーカーでも交換不要なんて言っているみたいだけど、それは真っ赤なウソ!?




古い手法のフルード交換では抜いた分だけ足し、しばらく走行してからまた抜いた分だけ交換し新旧のフルードが混ざった状態のまま。これでは金属片や湿式クラッチのスラッジが取り切れずバルブボディの通路を狭めたり、ソレノイドの動きを悪化させることもあった。交換方法が確立していないことがATフルード交換不要の都市伝説を生んだといってもいい。

今回作業を行なったJZS161アリストではATオイルクーラーに向かうホースを利用して圧送循環を行ないフルード交換をしたが、最近の車種や輸入車では循環させるホースを設置するポイントがなく、専用のアタッチメントを使用して交換するといった方法じゃないと圧送交換は不可能。今回はそのアタッチメントもプロショップで製作しているのでそちらを使い交換。一度交換したユーザーはその変化に絶賛しているというから要チェックだ!!

ATフルードだってエンジンやミッション、デフのオイルのように劣化する。とくにCVTや高性能ミッションになるほどフルードへの負荷が増え、最悪はミッションブローなんてケースも出てくる。CVTでは実際に起こったているのだ。




それ以上に交換することによってフィーリングの向上、シフトタイミングやレスポンスのアップ、さらに燃費性能といったこれまでに味わったことのないレベルのATミッションへと生まれ変われるとすれば交換したほうが得策。




その手法が圧送交換というやり方。フルードが循環しているオイルクーラーや通路を利用して古いオイルを押し出し、新しいオイルを循環させながらフィルターを通すことで微細なゴミや金属片を取り除いてミッション内のフルードをすべて交換する方法だ。




ここで協力してもらったチューニングショップのアジトでも導入している全自動トルコンチェンジャーの「トルコン太郎」。ネーミングは微妙だけど性能は凄い、まあ賢いこと。もちろん経験やメカの技術的なことも重要だけど、ほぼフルオートで循環から交換までこれまでにないフルードの全交換が行なえる。




詳しくはG-ワークス6月号をご覧下さい♪

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