メルセデス・ベンツAGは、アクサルタの自動車用補修塗料のプレミアムブランドである「スピース・ヘッカー」と「スタンドックス」の認定を更新した。
スピース・ヘッカーとスタンドックスは、2021年4月1日より2025年3月31日までの間、アジア太平洋地域(APAC)の8か国のメルセデス・ベンツのネットワークで認定塗料として引き続き使用される。今回の契約は、世界60カ国以上における既存のスピース・ヘッカーとスタンドックスの認定とは別に新たな認定が加わることを意味する。
また、スタンドックスは、オーストラリア、インド、日本、台湾で、メルセデス・ベンツの推奨塗料メーカーに指定され、スピース・ヘッカーは、中国本土で推奨塗料メーカーに指定された。
アクサルタのアジア太平洋地域における補修用塗料事業のマネージング・ディレクターであるサイモン・リー氏は、次のように話している。「自動車メーカーは、修理作業で高品質な仕上げを提供するため、信頼できる塗料ブランドを必要としています。アクサルタのスピース・ヘッカーとスタンドックスのブランドは、まさにそのためにメルセデス・ベンツによって認定され、それが20年以上続いてまいりました。メルセデス・ベンツとの提携の成功が、2021年以降も続いていくことを大変誇りに思っています」
スピース・ヘッカーのHi-TEC(ハイテック)とスタンドックスのStandoblue(スタンドブルー)は、両ブランドの第3世代水性ベースコートで、優れた調色性を特徴とし、高品質で耐候性に優れた塗装仕上げのためにさまざまなソリューションが得られるため、特にメルセデス・ベンツのネットワークには最適だとアクサルタは説明する。スピース・ヘッカーとスタンドックスは、今回の契約により、メルセデス・ベンツの認定ボディショップに補修用塗料を供給するだけでなく、極めて質の高い技術研修、カラーマネジメント支援、総合的なコンサルティングとサポートを提供する。
今回新たに調印された認定は、スピース・ヘッカーについては、中国本土、インドネシア、韓国を対象とし、スタンドックスについては、オーストラリア、インド、日本、台湾、タイが対象。