北米マツダ(Mazda North America Operations)の2021年3月は大きく販売台数を伸ばした。CX-30とCX-9は過去最高、CX-5は3月として過去最高の台数を記録。そしてMX-5(ロードスター)は1371台を販売したが、これは前年同月と比べると+175.9%で、2008年以来2番目に多い販売台数となっている。
北米マツダの3月は3万1991台を販売。前年同月の約2倍!
北米マツダの21年1月は2万5259台を販売し、前年同月比+6.9%の好スタート。しかし2月は北米を広範囲にわたって襲った大寒波の影響が大きく、2万6008台で前年同月比−8.4%と数字を落としてしまった。乱高下する北米マツダの販売台数。3月は一体どうなるのか…と思っていたら、3万1991台で前年同月比104.2%増とV字回復を果たしてみせた。また、1〜3月の累計販売台数は8万3258台で、こちらも前年同月比23%増を達成している。
車種別の販売台数を見てみよう。北米マツダの主力であるCX-5は1万5080台で、3月としては過去最高の販売台数を記録。また、最近2.5Lターボが追加されて好調のCX-30は5960台、フラッグシップSUVのCX-9は3537台で、どちらも過去最高の販売台数を達成した。また、新型コロナ禍でもセールスを伸ばしていたMX-5(日本名:ロードスター)も1371台で、2008年以来2番目に好調な3月となった。
上り調子なのは新車販売だけではない。CPO(Certified Pre-Owned)と呼ばれる認定中古車の販売台数は7834台で、前年同月比74%増。これも過去最高の販売台数となった。
北米マツダ・車種別販売台数【2021年3月】
MAZDA3:3863台(+107.4%)
MAZDA6:1560台(+52.8%)
MX-5 Miata(ロードスター):1371台(+175.9%)
CX-3:620台(+35.1%)
CX-30:5960台(+165.8%)
CX-5:1万5080台(+92.3%)
CX-9:3537台(+103.2%)
TOTAL:3万1991台(+104.2%)
※( )内は前年同月比