3月24日、トヨタ博物館は4月23日〜7月4日まで、1950年代のアメリカ車を中心とした企画展「テールフィン・ラブ〜世界を変えた、あの流行をふり返る〜」を開催すると発表した。
困難の時代のあとに花開き1950年代を走り抜けた「テールフィン」なアメリカ車を中心に展示
トヨタ博物館の公式サイトでは、同展の企画内容を次のように説明している。
「自動車の後部を飾る、飛行機やロケットの尾翼のような意匠──
『テールフィン』は、"アメリカ車らしいアメリカ車"として私たちが真っ先に思い浮かべる要素のひとつではないでしょうか。
1948年発売のキャデラックを皮切りに流行が始まった『テールフィン』は、その後約10年間にわたって世界中を魅了しました。
本展では『テールフィン』を持つ1950年代のアメリカ車を中心に展示を構成し、『テールフィン』の歴史や、同時代のアメリカ文化・社会を見つめなおします。
困難の時代のあとに花開き、1950年代を走り抜けた『テールフィン』。
その軌跡をたどることは、先の見えない時代にいる私たちに何かを示唆してくれるかもしれません」
展示される予定の車両は下記のとおりで、今となっては珍しいモデルばかり。アメ車好きの方はもちろん、クラシックカーファンにも見応えのあるものとなりそうだ。興味ある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。
●トヨタ博物館・企画展「テールフィン・ラブ」開催概要●トヨタ博物館公式WEBサイト・企画展「テールフィン・ラブ〜世界を変えた、あの流行をふり返る〜」
・開催日:2021年4月23日(金)〜7月4日(日)
・会場:トヨタ博物館・文化館2階 企画展示室
・後援:在名古屋米国領事館