ナビタイムジャパンから新開発のドライブレコーダーアプリ「AiRCAM（エアカム）」がリリースされた。AIとARの２つの最新技術でドライバーを強力にサポートしてくれる。
REPORT●浜先秀彰（HAMASAKI Hideaki）
AiRCAM……無料（2021年6月以降は一部機能有料）
ナビタイムジャパンではこれまでもカーナビアプリ、「カーナビタイム」にドライブレコーダー機能を搭載していたが、今回新たにAIとARを取り入れたドライブレコーダー専用アプリ「AiRCAM（エアカム）」をリリースした。
これは交通事故や交通違反の削減を目的として開発されたもの。走行中の動画をAIでリアルにタイムに解析することができ、あおり運転や通行帯違反につながる運転に対して警告表示／警告音を発する。
さらにスマホのドライブレコーダー画面にはAR表示を展開し、一時停止やオービスの場所を立体的なアイコンでわかりやすく知らせてくれる（ARCore対応端末のみ対応）。交通違反を未然に防ぐ効果が期待できるだろう。
このほかドライブレコーダー画像から運転を分析して、一時停止や歩行者優先、安全速度、安全車間距離などに応じてHAPPY DRIVEポイントを付与。ポイントを貯めると景品抽選への応募が可能になる。
なお、2021年5月31日まではすべての機能を無料で使うことができ、6月1日以降は一部機能を有料化。今後は運転診断機能やナビゲーション機能を追加予定で、iOS向けアプリの開発も検討している。
