3月12日、横浜ゴムは日産自動車が昨年10月に北米で発売した新型SUV「ローグ」の新車装着用タイヤに、「ジオランダーX-CV」が採用されたことを発表した。装着サイズは「235/60R18 103H」。
スノー性能と静粛性、乗り心地を兼ね備え、新たに最適配置化されたタイヤパターンにより、優れた走行性能と安全性能を実現しながら低燃費性能も高めたマット+スノータイヤ
今回装着された「ジオランダーX-CV(パターンナンバー:G99A)」は、日産自動車が求める環境性能と運動性能の両立を実現し、評価を得ているタイヤ。横浜ゴムは日産自動車と協働でローグの運動性能に対応しながら、環境にも配慮し、タイヤの軽量化や転がり抵抗の大幅な低減を実現した。また、雪上走行も想定して開発されたオールシーズンタイヤ(同社における北米でのオールシーズンタイヤ規格)で、タイヤサイドには「M+S(マッド+スノー)」が打刻されている。スノー性能と静粛性、乗り心地を兼ね備え、新たに最適配置化されたタイヤパターンを施し、優れた走行性能と安全性能を実現しながら低燃費性能も高めている。
「ジオランダー」は、横浜ゴムがグローバルで展開しているSUV、ピックアップトラック向けタイヤブランド。ニーズの多様化が進むSUV市場に対応するため、商品ラインアップの拡充を加速化している。
新車装着用タイヤのベースとなった市販用の「ジオランダーX-CV」は、近年増加しているモノコック構造の中・大型輸入車に代表される高速性能と運動性能を重視したハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けに開発した新次元ハイウェイテレーンタイヤである。