正月明けのまとめ記事で概略はすでにお伝えしているが、富山県内の国道8号線に設置されていたHシステム2機が、昨年の秋から冬にかけて撤去されている。今回はその詳細情報をお届け!
全国一般道のHシステムが、ついに100機以下に!
☆撤去オービスDATA
1.
場所:富山県射水市津幡江
道路:国道8号線
方向:西行き
キロポスト:
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
2.
場所:富山県富山市水橋田伏
道路:国道8号線
方向:西行き
キロポスト:
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
コロナ禍の影響か、一時、鳴りを潜めていたHシステム撤去の嵐。ところが、昨年秋からこの冬にかけて、北海道を始め、各地で再燃し始めている。
今回、お伝えするのは、富山県の主要道路、国道8号線に設置されていたHシステム、2機の撤去。全国に設置されているHシステムのほとんどが撤去対象となっているため、別に驚くことはないが、それよりも、Hシステムの撤去により、各地で一般道がオービスレス化している方がなんだか不気味。富山県もその例にもれず残るは国道160号線の旧型レーダー式1機のみとなってしまったのだ(たぶん未稼働)。
確かに、富山県警は導入以来、移動オービスをかなりの頻度で活用させてはいるが、所有台数に限りがある以上、取り締まり効率は悪いが同時に「スピード抑止」の役目を果たしていた固定式オービスと同等の「交通安全」効果を移動オービスだけで賄うことができるのだろうか? もちろん、従来のネズミ捕りやパトカーによる取り締まりも並行して行われてはいるが、固定式オービスを撤去しても、「交通安全の推進」(スピード違反検挙ノルマの達成?)には影響しないとなると、善良な国民にしてみれば税金を大量(?)に使って設置した固定式オービスっていったい何だったの? って疑問もわくというもの。
総務省の接待問題も確かに由々しき問題だけど、こっちにも少しは突っ込んでもらえませんかね、社会正義を守る義務と引き換えにいろいろな特権を得ているマスコミのみなさん!