1月27日、BMWグループは「MINI」の3ドア/5ドア/コンバーチブルのマイナーチェンジ版を発表した。生産は今年3月に開始される予定だ。
5インチのカラーディスプレイメーターや電動パーキングブレーキを採用
新型では内外装デザインを変更したほか、装備の拡充や機能性の向上が盛り込まれている。エクステリアでは、大型グリルを採用したフロントマスクが特徴的で、ヘッドライトはLEDが全車標準装備された。リヤコンビネーションランプは英国の国旗「ユニオンジャック」のデザインを従来モデルから継承しつつもデザインを変更。サイドスカットルやリヤエプロンのデザインも新しい。
外観ではこのほか、新デザインのアロイホイールや新色のボディカラーを採用。グラデーションカラーを用いた「マルチトーンルーフ」が設定された点も新型の特色だ。
インテリアでは、ステアリングホイールやエアコンルーバー、トリムのサーフェスを刷新。ステアリングホイールには初めてヒーターがオプション設定された。
5インチカラーディスプレイを採用したメーターや、最新のグラフィックデザインを用いた8.8インチのセンターディスプレイ、電動パーキングブレーキ、ライトチェッカーカラーのスポーツシートの採用も新型の特徴。センターディスプレイを囲むリムはハイグロスピアノブラックに変更されている。オプション設定されるアンビエントライトは機能が拡充した。
運転支援機能では、アクティブクルーズコントロールにストップ&ゴー機能が追加されたほか、新しいレーンディパーチャーウォーニングと悪天候ライトによる安全性の向上が挙げられる。
走りの面ではアダプティブシャシーに周波数選択ダンピングが装備された。
今後はピュアEVの「MINIクーパーSE」や高性能版「MINIジョンクーパーワークス」も、同様にアップデートされる見通しだ。