12月28日、グループPSAジャパンは2021年1月1日付で代表取締役社長に木村隆之氏が就任する人事を発表した。
現社長のトマ・ビルコ氏はマーケティング・ダイレクターに専念
新たにグループPSAジャパンおよびグループPSAジャパン販売の代表取締役に就任する木村隆之氏は、トヨタ自動車にてキャリアをスタート。海外商品企画で欧州モデル、米国事業企画などを手がけた後、米ノースカロライナ大学にて経営学修士(MBA)を取得し、レクサス国内営業部にて人材・開発/CS責任者となった。
その後、ファーストリテイリング営業支援統括部長を経てインドネシア日産自動車社長、そしてアジア・パシフィック日産自動車兼タイ日産自動車社長を歴任。2014年よりボルボ・カー・ジャパン代表取締役社長に就任し、2020年3月から12月まで同社顧問を務め、現在に至る。
なお、2020年10月にイタリアにいる家族の事情でグループPSAジャパンおよびグループPSAジャパン販売を辞任したアンジェロ・シモーネ氏の後任として代表取締役とマーケティング・ダイレクターを務めたトマ・ビルコ氏は、マーケティング・ダイレクターに専念し職務を継続する。彼はこの数カ月間、日本におけるビジネスを継続するために代表取締役のポジションを引き受け、2020年を好業績とともに締めくくるべく素晴らしい貢献をした。
2021年1月1日より新しいリーダーを迎えるグループPSAジャパンは、「プジョー」「シトロエン」「DSオートモビル」、そして2021年に日本に再参入することがすでに予告されているドイツ・ブランドの「オペル」の日本市場におけるさらなるプレゼンスの向上と躍進を目指す。