トヨタRAV4ベースのミツオカ・バディ。発表早々大きな話題となったが。なんと、東京・麻布台で発見! ミツオカの麻布ショールームでの展示が、11月28-30日の3日間行なわれる。とはいえ、現在のコロナ禍を充分配慮し、入場制限もあるとのこと。とりあえず情報は共有するが、無理は禁物。まずはこの記事でバディを堪能してください。価格は427万円(税抜き/ 2.0ℓガソリン2WD仕様)から。
広報担当者が、ロックスター以上かもしれないという、その人気ぶりを示すミツオカ・バディ。11月26日の発表からもはや100件を超える予約が入ったという。
それも、予約には転売目的を避け、本当に欲しい人に届けるべく、前金を設定しキャンセルでも返金はなしというように間口を狭めたにもかかわらずの大盛況。ここまでは実車も見ずに注文という、熱狂的なファンになってしまった人たちが有無も言わずに注文したことになる。
今回は限定生産ではなく、通常販売モデルとなるということは朗報だが、生産は2021年からで、早くとも6月からのデリバリーとはなっているといわれる。しかし、2021年の生産予定は50台で、販売店用の展示車もそのロットに含まれるというので、かなりも待ちが出そうだ。
そんな騒動のなか、実車を見つけてしまったのが飯倉交差点(東京@港区)直近にあるミツオカ麻布ショールーム。ここは発表に際してのプレスイベントが開催された場所だが、発表以前まではショーウインドウがカバーされ中が見えなかった。
それが発表と同時にアンベールされたもの。このモデル現状ではそれ以外で実車を見ることができないという、超レアな存在。
そして展示されるのが、11月28日(土)、29日(日)、30日(月)の3日間。ここでは3蜜を避けるべく、展示写真を紹介しよう。
また、実際に見た印象だが、実によくできてている。フロント周りではフェンダー、グリル、バンパーは樹脂製。ボンネットはスチールで、このために新規で開発したもの。ボンネットを開けると、かなり重いのでびっくりするほど。
運転席に座ってみると、ステアリングの中央にMITSUOKAのロゴ、それ以外は基本はRAV4だ。そしてもっとも嬉しいのが、ボンネットが四角いので四隅が見えやすいこと。空気抵抗はRAV4より大きいのかもしれないが、運転はしやすそうだ。
リヤ周りもRAV4の大きなバンパーをそれごと交換し、大改修が行なわれた。テールランプ、リヤゲートカバー、バンパーまで樹脂製で、リヤゲートを開けるとめっきのバンパー風の中央部が一緒に開く。つまり、ゲートは見た目以上に低いレベルから開くことになる。
また、アルミホイールっぽくないディッシュ&キャップ付きに見えるホイールはオプションで、ディーンクロスカントリー製のれっきとしたアルミホイール。専用に起こしたのではなく、市販品からチョイスしたものとのことだが、実に雰囲気が出ている。さらにポフロードに強い、ブロックの大きなBF製オールテレーンタイヤもオプション装備となる。しかしこのタイヤが、非常に雰囲気を出しているので気になるところだ。