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小さくて実用的!でも速い!200万円で狙えるおすすめBセグメントのFFホットハッチ5選【モーターファンおすすめ中古車】


FFホットハッチは、手軽にスポーツドライビングを楽しめるクルマとして世界中で愛されている。また欧州メーカー、日本メーカーも魅力的なホットハッチを送り出し続けている。その中で今回はBセグメントに属するコンパクトな中古のFFホットハッチを5選紹介する。

FFホットハッチは運転がとにかく楽しい。小さな車体に高性能なエンジンを積み、その高出力な動力を前輪のみで受け止めるため4輪駆動と比べて安定感は劣るものの、その分スポーティで楽しいドライビングが堪能できるのが特徴だ。




今回紹介するのは、BセグメントのFFホットハッチ。スポーツ走行が楽しめて、なおかつ小さくて取り回しも良く、実用性も犠牲にしていないという、実力の高い5台を選んだ。

現行スズキ・スイフトスポーツ コスパ最高!日本を代表するホットハッチ

スズキ・スイフトスポーツは、スイフトのスポーツモデルとして2005年に誕生し、日本のみならず欧州を中心とする海外市場においても、走行性能を徹底的に高めたコンパクトスポーツとして高く評価されている人気モデルだ。3代目となる現行モデルは、軽量化技術とともに走行性能を向上させたスイフトの標準モデルをベースに、日常での使いやすさを確保しながら、より高性能なホットハッチバックへと進化させた。




パワートレーンは、低回転から高トルクを発揮する1.4ℓ直噴ターボのK14C型ブースタージェットエンジンを搭載。1.4ℓの小排気量ながら、140psの最高出力、230Nmの最大トルクで2.2ℓ自然吸気エンジン相当の力強さを発揮する。ほかにも軽量高剛性なプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」採用による70kgの軽量化を果たしつつ、新開発サスペンションにより高い動力性能とハンドリング性能を実現している。先代との大きな違いは、CVTをやめてトルクコンバーター式の6ATを採用したこと。これによりレスポンスの良いスポーティな走りが楽しめるようになった。もちろん6MTも選択可能だ。




平均中古価格は約180万円。


たとえばMTモデルでも、「スイフト スポーツ 1.4 2018年式、6MT、走行2万5000kmで車両本体価154万円」というようなモデルを比較的簡単に見つけることができる。


日本を代表する走りが楽しいBセグホットハッチを求めるなら、現行型スイフトスポーツがおすすめだ。

全長×全幅×全高(㎜)=3890×1735×1500


ホイールベース(㎜)=2450


エンジン:1.4ℓ 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ


駆動:FF


最高出力:140ps(103kW)/5500rpm


最大トルク:23.4kg・m(230Nm)/2500~3500rpm


使用燃料:無鉛プレミアムガソリン


トランスミッション:6AT


車重(kg):970


新車価格:183万6000円


※2017年発売当時のスペック

先代フォルクスワーゲン・ポロGTI ロングツーリングにもってこい!大人のハッチバック

先代のフォルクスワーゲン・ポロGTIは、VWのコンパクトカー、ポロシリーズのトップグレードとなるスポーツモデル。日本の道路環境に適した5ナンバーサイズ(全長:3995mm、全幅:1685mm、 全高:1445mm)というコンパクトなボディにトップクラスのスポーツ性能を持ち合わせた走りが楽しいモデルだ。「GTI」伝統のフロントのハニカム構造のラジエターグリルには、水平に伸びた一本の赤いラインとシルバーに輝く「GTI」バッチが飾られており、兄貴分となるゴルフGTIと同様のスポーティな専用デザインが採用されている。




エンジンは1.8ℓTSIが積まれており、前モデルの1.4ℓTSI エンジンが、2個の過給器(スーパーチャージャー+ターボチャージャー)を装着していたのに対して、このモデルのエンジンには、低回転域から俊敏に反応する小径タービンを用いたシングルターボ方式が採用された。最高出力は192ps、最大トルクは250Nmもあるため加速は十分すぎるほど素早い。また通常のモデルよりも15mm低くなるスポーツサスペンションによって、一般道ではしなやかに、ワインディングロードでは路面に食いつくような走りを実現している。




平均中古価格は約130万円。


たとえば「ポロGTI 2015年式、走行2万7000kmで車両本体価格160万円」というような中古車がある。


Bセグメントで大人のハッチバックを選ぶならポロGTIがおすすめだ。

全長×全幅×全高(㎜)=3995×1685×1445


ホイールベース(㎜)=2470


エンジン:1.8ℓ 直列4気筒DOHC16バルブICターボ


駆動:FF


最高出力:192ps(141kW)/5400~6200rpm


最大トルク:25.5kg・m(250Nm)/1250~5300rpm


使用燃料:無鉛プレミアムガソリン


トランスミッション:7AT


車重(kg):1240


新車価格:334万2000円


※2015年発売当時のスペック

先代ルノー・ルーテシア ルノー・スポール 街乗りも限界走行も楽しめる本格スポーツカー!

先代ルノー・ルーテシア ルノー・スポールは、ラウンディッシュで官能的なデザインに、フロントエアインテークブレード、リアディフューザー、ツインエキゾーストといった、F1などレーシングマシンを連想させるディテールが加わることで、情熱的なデザインをいっそう際立たせたフランスを代表するホットハッチだ。またこのモデルは、シャシー スポールとシャシー カップの2種類のシャシーが用意された。シャシー スポールは、日常の使い勝手とスポーツ性能を高い次元でバランスさせたシャシー、シャシー カップはシャシー スポールに対し車高を3㎜下げ、スプリングレートを高めて、本格スポーツ性能に対応したものだ。




パワートレーンは1.6ℓ直噴ターボエンジンが搭載されており、最高出力は200ps、最大トルクは240Nmだ。トランスミッションは6速EDC(DCT)が採用されており、ステアリングコラムに取り付けられたパドルにより、思い通りの変速操作ができる。その前のモデルに採用されていた3ペダルが設定されなかったのは残念だが、それでもダイレクトでスポーティな加速が味わえる。またR.S.ドライブによって走行モードが「ノーマル」、「スポーツ」、「レース」の3種類から選べ、状況に合わせた走行性能が楽しめるのも魅力だ。




平均中古価格は165万円。200万円以内となると前期モデルが予算内に入ってくる。


たとえば「ルノールーテシア シャシーカップ 2014年式、走行4万2000kmで車両本体価格138万円」というような中古車がある。


ルーテシア ルノー・スポールは、フランス流の本格的なスポーツモデルだ。

全長×全幅×全高(㎜)=4105×1750×1435


ホイールベース(㎜)=2600


エンジン:1.6ℓ 直列4気筒DOHC16バルブターボ


駆動:FF


最高出力:200ps(147kW)/6000rpm


最大トルク:24.5kg・m(240Nm)/1750rpm


使用燃料:無鉛プレミアムガソリン


トランスミッション:6EDC


車重(kg):1280


新車価格:309万円


※2013年発売当時のスペック

現行日産マーチNISMO 直4NA+MTの組み合わせが最高!

2013年に発売された日産マーチNISMOは、従来からの熱狂的なモータースポーツファンや、スポーツドライビング志向のユーザーに限らず、より幅広い層のクルマ好きなユーザーにも量販価格帯でNISMOの情熱とこだわりを注いだデザインのクルマを提供するために、用意されたモデルだ。グレードは2つ設定され、「マーチ」の低燃費はそのままに、空力性能に優れ、洗練されたデザインを求める方向けの「NISMO」と、よりスポーツドライビングを楽しみたい方向けの「NISMO S」がある。




「NISMO」はあくまでスポーティな雰囲気を楽しむ仕様。したがって、おすすめは専用チューニングされた1.5ℓエンジンを搭載した「NISMO S」だ。トランスミッションは5MTのみ。直4NA+MTの組み合わせは今では貴重で、レッドゾーンまでエンジンを回すのが楽しい。また、最高出力は116ps、最大トルクは156Nmとスペック的には大きくないものの、逆にパワーを余すことなく限界まで楽しめるのも「NISMO S」の魅力だ。




平均中古価格は約100万円。


たとえば「NISMO S」だと「マーチ NISMO S 2017年式、走行2万8000kmで車両本体価格135万円」というような中古車がある。


直4NA+MTで運転が楽しいモデルだ。

全長×全幅×全高(㎜)=3870×1690×1495


ホイールベース(㎜)=2450


エンジン:1.5ℓ 水冷直列4気筒DOHC


駆動:FF


最高出力:116ps(85kW)/6000rpm


最大トルク:15.9kg・m(156Nm)/3600rpm


使用燃料:無鉛プレミアムガソリン


トランスミッション:5MT


車重(kg):1010


新車価格:177万300円


※2013年発売当時のスペック

先代プジョー208 GTi トルクフルな走りが楽しい!

先代のプジョー208 GTiは、ルノールーテシア スノースポール同様、フランスを代表するホットハッチ。先に紹介したVWのスポーツモデルが「GTI」なのに対し、プジョーは「GTi」。1980 年代プジョーのモータースポーツ戦略の象徴となった205GTiを現代に甦らせ、200シリーズ歴代最高のパ フォーマンスを誇るエンジン、そのパワーを受け止めるシャシー性能、そして208独自の小径ステアリングを実現したのがこの208 GTi。3台目で紹介したライバル、ルノー・ルーテシアR.S.が2ペダルとなったのに対して、この208は3ペダルを貫き6MTを採用している。




エンジンは1.6ℓターボエンジンを搭載。最高出力は200ps、最高トルクは275Nmと1.6ℓとは思えないハイパフォーマンスをみせる。またこのエンジンは回すタイプではなく、ターボの過給でトルクを盛り上げる性格だ。1速から加速させると野太いエンジンサウンドを響かせながら、グイグイと車体を加速させ、トルクフルな加速を味わえる。車重も1200kgと重くないため、キビキビとしたドライビングを楽しめるフランス車らしいホットハッチだ。




平均中古車価格は約150万円。


たとえば「208 GTi 2015年式、走行3万6000kmで車両本体価格145万円」というような中古車がある。


ターボらしいトルクフルな加速を楽しみたい方におすすめだ。

全長×全幅×全高(㎜)=3960×1740×1470


ホイールベース(㎜)=2540


エンジン:1.6ℓ 直列4気筒DOHCターボ


駆動:FF


最高出力:200ps(147kW)/6000rpm


最大トルク:28kg・m(275Nm)/1700rpm


使用燃料:無鉛プレミアムガソリン


トランスミッション:6MT


車両重量:1200kg


新車価格:299万円


※2013年発売当時のスペック

今回は200万円以内の、スポーツ走行はもちろん楽しく、なおかつ小さくて取り回しも良く、実用性も犠牲にしていない魅力あるBセグメントホットハッチ5選を紹介した。Bセグメントのホットハッチといってもエンジンの特性、トランスミッション、ペダルの数までさまざまな種類がある。ぜひこれらのモデルを比較して、好みにあった楽しいクルマを選んでいただきたい。

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