トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、11月3日(火・祝)から2021年4月11日(日)まで、秋の企画展「トヨタ モータースポーツ列伝 弛(たゆ) まぬ挑戦者たち」を開催すると発表した。
自動車メーカーにとってモータースポーツとは単なる競争ではない。難関なコースや、過酷な環境下でも走り続けることのできるクルマを目指すことで技術を向上させ、その技術を市販車に 反映し、ユーザーに運転の喜びや、安全・安心な移動手段を提供していくことが目的だ。
モータースポーツ史を広く見渡すことは、すなわち当時の社会情勢や課題を反映した、メーカーのクルマづくりの姿を、浮かびあがらせることでもある。
本展ではトヨタが参加してきた様々なカテゴリーのレースと、そこに参戦した車両の展示を通じ、 トヨタのモータースポーツとモノづくりとの関係性を紹介するという。豊田喜一郎の「競争という厳しい環境が人を鍛え、クルマを鍛える」という想いと、それを受け継いだ技術者たちの挑戦の系譜をたのしめる。
会期:2020年11月3日(火・祝)~2021年4月11日(日)
場所:トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室
内容:豊田喜一郎がレース参戦の意義を唱えたことにはじまる、モノづくりと共に現在も続くトヨタのモータースポーツへ取り組みを実車とともに紹介。