スパークス・グループ株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行の5社は、新たなファンドの設立に向けた覚書に調印したと発表した。
本ファンドは、国内のモノづくり企業を投資対象とする。優れた技術・人財を有する企業を、TPS(トヨタ生産方式)や経営戦略の策定等により支援し、企業の持続的な成長を通じて、日本のモノづくりの発展に寄与することを主たる目的としている。
これは国際社会が取り組んでいるSDGsの目標(「働きがいも経済成長も(Decent Work and Economic Growth)」、「産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure)」等)にも合致するもので、新型コロナウィルスの影響が長期化する厳しい環境下、日本のモノづくりの競争力向上を通じて、社会に貢献するという。
なお、今後5社で、出資規模・その他の出資者・投資対象などの詳細な検討を進め、12月初旬のファンド設立を目指すとしている。