ダイヤモンド電機は、充電機能に複数機能を統合した3 in 1タイプの車載充電器を開発した。充電を行う6.6 kW充電器、車両内電装機器給電用のDC-DCコンバータ(2.1 kW)、急速充電への切り替えを行うジャンクションボックスの3つを1つのパッケージに統合することで、システムレベルでの小型・軽量化を実現し、EV, PHEVの普及に貢献する。
世界的な地球温暖化対策として、環境規制強化、CO2排出低減の必要性がますます高まっており、電動自動車であるEV, PHEVの普及が急速に進んでいる。EV, PHEVには車載充電器をはじめ多くの車載電装機器が搭載されるが、更なるEV, PHEVの拡大には車載電装機器の小型・軽量化が重要だ。
そこでダイヤモンド電機は3 in 1タイプの6.6 kW車載充電器を開発した。本製品では、トランス及び放熱レイアウトを工夫し、既存の車載充電器より約30%の小型化を実現した。また充電器に加え、DCDCコンバータ、ジャンクションボックスを1つの統合した3 in 1タイプであり、ハーネス削減等によりシステムレベルでの部品点数削減・小型化・軽量化が可能となる。