マグナは、eモビリティ専門自動車メーカーであるFisker Inc.(フィスカー)が2022年第4四半期に生産開始予定のSUV「オーシャン」について、プラットフォーム共有と完成車生産に関して基本合意に至ったと発表した。
「サステナブルで素晴らしい自動車をフィスカーと共同開発・生産できることを嬉しく思います。また、この共同開発・生産プロジェクトが新しい商機をマグナにもたらすであろうと期待しています」とマグナプレジデントのSwamy Kotagiri氏は言い、「これは、未来のモビリティーに対してマグナが提供する強固な製品・サービスポートフォリオを示す良い例で、マグナの完成車開発技術と生産技術を活かすプロジェクトです。また、電動化に関する製品群を拡張しつつある自動車メーカーや新規参入プレイヤーをサポートするマグナにとって競争優位性のあるユニークな能力です」とコメントしている。
フィスカー・オーシャンはマグナの欧州拠点で生産開始、アルミニウムを使用した軽量プラットフォームを同車専用に開発するため、フィスカーのFisker-Flexible Platform Adaptive Design (FF-PAD) とマグナのEVアーキテクチャを統合する。
「30以上の異機種を累計370万台以上生産してきたマグナの完成車生産能力と市場をリードするその革新的なソリューションを組み合わせると、この自動車業界でのマグナの地位は、とてもユニークなものです」とマグナシュタイヤ―のFrank Klein氏は言い、「特に電気自動車において証明された能力は、フィスカー・オーシャンの世界レベルの完成車開発・生産においてフィスカーをサポートする強固な土台となります」とコメントしている。