9月23日、ポルシェジャパンはDX（デジタルトランスフォーメーション）時代のイノベーション創出の取り組みの一環として、また新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、オンライン上でポルシェセンターと顧客がビデオ通話で商談・実車確認が可能な「Porsche Online Consultation with スマートグラス」を試験的に導入したと発表した。導入販売店は「ポルシェセンター高崎前橋」「ポルシェセンター青山」「ポルシェセンター長久手」「ポルシェセンター名古屋」「ポルシェセンター中大阪」「ポルシェセンター熊本」「Porsche NOW Tokyo」の7拠点。
スマートグラスを着用したセールスマンが顧客のスマートフォンやタブレット画面に展示車を映しながら車両を説明
スマートグラスとは、実際に見ている光景（車両）にテキスト情報等を重ねて表示することができるメガネ型のウェアラブルデバイス。今回導入するオンライン商談では、ポルシェセンターでのオンライン商談に特化したソフトウェアを独自に開発した。
セールスマンがスマートグラスを着用しショールームの展示車を顧客のスマートフォンやタブレット画面に映しながらの車両説明や、エクステリア／インテリアカラーや、オプション装備等の画像、動画、関連URL等を活用し、オンラインで提案することが可能だ。また、顧客はPCやスマートフォン、タブレット等から専用サイトにアクセスするだけで、音声通話とビデオ通話機能でオンライン商談が可能となる。
すでに全国のポルシェセンターにて導入済の「Microsoft Teams」を用いたオンライン商談と合わせて、商談の中期～後期段階にて、来店せずに実車を見たい顧客に向けて、スマートグラスでの商談は、より納得度の高い車両選びが可能となる。
