Groupe PSA Japan株式会社は、昨年10月と11月に先行発売し、それぞれ5時間半で予約枠が満枠となった人気のレジャーアクティビティヴィークルBERLINGO(ベルランゴ)のカタログモデルのオンライン発表を8月26日(水)19時よりシトロエン公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/CITROENjpOfficial)でおこなう。
ベルランゴはプジョー・リフターの兄弟車。フランスで古くからフルゴネットとも呼ばれていたMVP(マルチ・パーパス・ヴィークル)カテゴリーだが、ここ日本では長きに渡ってルノー・カングーが圧倒的な強さを誇っていた。そしてベルランゴはそのカングーの対抗馬として、リフターとともに日本導入が決定した。
ベルランゴの日本販売第一弾となるデビューエディションは昨年10月と11月に先行発売し、なんとそれぞれ5時間半で予約枠が満枠となった。そんな話題を集めたベルランゴが今回はカタログモデルとして正式に導入される。
ベルランゴの特徴は何と言っても並外れたユーティリティ性能だろう。
リヤドアは両サイドとスライド式で、スイングドアのようにボディサイドに大きな開閉スペースを必要としない。ミニバンに慣れた日本のユーザーにも高い支持を得られるはずだ。リヤシートは6対4の分割可倒式となっており、奥行きは5人乗り状態で1m、2人乗り状態で1.88m、助手席を倒せば最長2.7mとなる。容量は5名乗車時でトノカバー下597ℓ、2列目シートを倒した最大積載状態では2126ℓとなる。
さらに室内には28ヶ所、合計186ℓものストレージが用意される。その代表例がModutopと呼ばれるルーフ部分の収納スペースで、ルーフの大半をガラスとするパノラミックルーフと収納スペースを融合させたアイデア装備だ。フロントルーフ部分に収納トレイを設け、中央部にはBag in Roof (バッグインルーフ)として最大14Lまでのバッグを収納可能になっている。このModutopは電動サンシェード付きで、夏場の室内温度上昇を和らげ、ルーフアーチ中央部には調整可能なムードライトが備わっている。
今回の発表ではカタログモデル導入特別仕様車が発表される。カタログモデルのスペックや価格など、どのようなものになるか楽しみだ。
なお、BERLINGO(ベルランゴ)のカタログモデルのオンライン発表会は一般の方も視聴することができる。また、公開後もアーカイヴで視聴可能だ。
全長:4403mm
全幅:1848mm
全高:1844mm
ホイールベース:2785mm
エンジン:直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
最高出力:130ps/3750rpm
最大トルク:300Nm/1750mm
トランスミッション:8速AT