北米マツダはMAZDA3に新たに設定される2.5ℓターボエンジン仕様の詳細を発表した。なおボディタイプはセダン、ハッチバック(日本名、ファストバック)の両方に設定される。
2.5ℓターボエンジンは250ps
今回発表されたMazda3 2.5ターボには、プレミアムガソリンで最高出力250ps 、最大トルク434Nm(レギュラーガソリンでは227ps、420Nm)を発生する2.5ℓターボエンジン、「SKYACTIV-G 2.5T」が搭載され、全てのモデルで 「i-Activ AWD」という4WDシステムが組み合わされる。i-ACTIV AWDはドライバーのステアリング操作に応じて後輪トルクをリニアに増加させることで、ターンイン時のスムースさを実現。AWDとして類まれなる曲がりやすさと、AWDならではの旋回安定性を両立するシステムだ。
このエンジンはすでに日本でも『マツダ6』、『CX-5』、『CX-8』に採用されている。日本仕様はレギュラーガソリン仕様で最高出力230ps、最大トルク420Nmを発生され、北米仕様のMazda3に搭載されるものとわずかだがスペックが異なる。
エクステリアデザインはもともとアグレッシブで印象的なMazda3のデザインに、フロントスポイラーやリアルーフスポイラー、リアディフューザーとサイドシルエクステンションなどが組み合わされるエアロキットが用意され、さらにスポーティに強調されている。
セダンは315万円、ハッチバックは326万円から!
【Mazda3 2.5 Turbo】
セダン:315万円
ハッチバック:326万円
【Mazda3 2.5 Turbo Premium Plus】
セダン:342万円
ハッチバック:356万円
Mazda3のターボモデルといえば、マツダスピードアクセラを思い出す人が多いのではないだろうか。今回発表されたMazda3 2.5ターボは、4WDシステムの採用やエンジンの特性を見てもマツダスピードアクセラまでガチガチのスポーツモデルではなく大人の落ち着いたスポーツモデルといったところだろうか。つい日本への導入を期待してしまう。