7月6日、マツダは既販車の「デミオ」や「ベリーサ」を対象に、後付けの「ペダル踏み間違い加速抑制装置」を、全国のマツダ販売店を通じて発売したと発表した。価格は税込6万7100円で、取付の際は別途、取付費などの諸費用が必要になる場合がある。
ブザー音とインジケータによってドライバーに注意喚起を促す
この装置は、車両前後に装着した超音波センサーで前方または後方約3m以内にある壁などの障害物を検知した場合、ブザー音と室内に取り付けたインジケータで注意喚起するもの。それでもブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだ場合には、加速を抑制し衝突時の被害軽減に貢献する。
また後退時には、壁などの障害物を検知していないときでも、車速約5km/h以上でアクセルペダルを踏んだ場合、ブザー音とインジケータで注意喚起し、加速を抑制して衝突の回避や被害の軽減を図る。
なお、今回発売された後付けの「ペダル踏み間違い加速抑制装置」は、マツダ純正用品で、サポカー補助金の対象になる。
●マツダ「ペダル踏み間違い加速抑制装置」対象車種
「デミオ」
・車体番号：DE***-100001〜の車両。ただしEV車（700001〜）は対象外
・車両仕様トランスミッション：AT車／CVT車
・製造時期：2007年〜2014年
「ベリーサ」
・車体番号：DC***-200001〜の車両。ただし100001〜200000は対象外
・車両仕様トランスミッション：AT車
・製造時期：2005年〜2015年
