アルカンターラ社は、3Dプリンティング技術を使って生産されたハイブリッド、ハイパーカーCzinger 21C とのパートナーシップを結び、特別にカスタマイズされたインテリア オプションを開発した。このCzinger 21C とはどんな車だろうか?
アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるCzinger社は、いわゆるハイパーカーコンストラクターだ。今回、アルカンターラ社がパートナーシップを結んだのは、Czingerのハイパーカー、Czinger 21Cのインテリアオプションだ。
限定80台のこの画期的なハイパーカーは、すべて米カルフォルニア州ロサンゼルスでハンドメイドにより生産され、様々な顧客のリクエストに応えられるカスタマイズ オプションを用意している。
このCzinger 21Cは、なんともすごいクルマだ。その性能を列記すると
・エンジンは、2.88ℓ バンク角80度のV8ツインターボ。
・ボア×ストローク:84.0mm×65.0mm
・圧縮比:8.1
・最高出力:950hp
・フロントにモーター×1基でトータル1250hp
・車重が1250kgだからパワーウェイトレシオは、1.0kg/ps
・トランスミッションは、7速シーケンシャル(油圧制御多板クラッチ・トランスアクスル)
・0-100km/h加速:1.9秒
・最高速度:432km/h
21C は2種類、ロード バージョンとレーシング バージョンがあり、ロード バージョンにはライトベージュやエクリュカラーのアルカンターラを使用し、ステッチやパイピングが施されている。軽量のレーシング バージョンには、特別に開発したエンボス加工のブラックのアルカンターラを使用している。
アルカンターラ社のデザイナーはCzinger 開発チームと協力し、シート、ドアパネル、ステアリングホイールそして計器パネルやフロアにも使用されるサスティナブル素材アルカンターラを特別に開発した。
ちなみにこのCzinger 21C のディーラーネットワークを見てみると、
Los Gatos/Beverly Hills/Miami/Mexico City/Dallas/New York/London/Munich/Frankfurt/Stuttgart/Berlin
となっている。残念ながらアジアにディーラーはないようだ。