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2020年6月に創立100周年を迎えるアルファ ロメオは、クアドリフォリオの2020年モデルを発表した。1970年にデビューしたモントリオールがモチーフの新色「モントリオール・グリーン」が加わったほか、最新の運転支援システムが搭載されている。
アルファ ロメオは、ジュリアとステルヴィオ に用意されるハイパフォーマンスモデル「クアドリフォリオ」の2020年モデルを発表した。
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まず注目したいのは、新しいボディカラーだ。6Cヴィラ・デステ・レッド、GTジュニア・オクラ(黄土色)、そして50年前に発売されたアルファロメオのアイコンであるモントリオールにオマージュを捧げたモントリオール・グリーンの3色がラインナップに加えられている。
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2020年モデルでは、盾型グリルとリヤバッジが光沢のあるブラック仕上げとなったほか、テールライトもダークレンズ仕様に変更された。また、ステルヴィオ用に21インチのアルミホイールが用意されたのもトピックだ。
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わずか2500rpmで510psを発生する2.9ℓV6ディーゼルターボに変更はないが、今回、カーボンテールを備えたアクラポビッチ製のチタンマフラーをオプションとして新採用された。
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内装では、センターコンソールとインフォテインメントシステムが新しくなっている。8.8インチのタッチスクリーンディスプレイには、主要なメカニカルコンポーネントの温度、前後トルク配分、ターボ圧などを表示することが可能。また、加速や最高速などのデータを計測・表示するデジタルクロノメーターにもなり、ドライバーはリアルタイムで車両のパフォーマンスを確認することができる。
シートはレザーとアルカンターラのコンビ仕様が標準装備されるが、オプションでカーボンシェルのスパルコ製シートを装着することも可能だ。
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2020年モデルのクアドリフォリオは、ボッシュと共同で開発したレベル2の運転支援システム(ADAS)も搭載している。
アクティブクルーズコントロールやレーンキープアシストのほか、交通標識を認識して制限速度まで速度を下げるようドライバーに提案し、ドライバーが同意すると速度が自動的に調整されるインテリジェント・スピード・コントロール、ドライバーを監視して眠気を検知したら必要に応じて警告するドライバーアテンションアシストなど多彩な機能が備わる。
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ジュリア&ステルヴィオ クアドリフォリオの2020年モデルは、欧州で夏発売の予定だ。