4月30日、FCAジャパンは同社取り扱いブランドである「ジープ」「フィアット」「アバルト」の全モデル、「アルファロメオ」の通常モデル(ジュリア・クアドリフォリオ/ステルヴィオ/4C/4Cスパイダー除く)に対し、「スキップローン」として、5カ月間支払い繰り延べ(スキップ)据置価格設定型の低金利ローンを、5月1日から導入すると発表した。
すでに購入済みのユーザー向けには、特別低金利を提供
「スキップローン」は、現在の新型コロナウイルス感染症の影響が深刻な状況下の施策として、他社に先駆けて、FCAジャパンが株式会社ジャックスと共同開発して導入するもので、安全安心な個人モビリティとしてFCAジャパンの扱うブランド車両購入者に対して、負担を軽減することを目的としている。
FCAジャパンが設定する「スキップローン」は、据置価格設定型ローン(残価設定型ローン、残存価格を最終支払いとするため、月々の支払い額が低減される)をベースとし、さらに車両登録から5カ月間のローン支払いが繰り延べされることで、購入者の手元資金を車両購入以外に利用できる余裕を作り出し、現況下での車両購入の不安を低減するプログラム。スキップする5カ月の間、金利負担は一切なく、購入者に余計なコストはかからない。例えば、5月登録の場合、車両は登録次第速やかに納車される一方、通常は6月より支払いが開始となるところ、5カ月間支払いがスキップされるので、初回引き落としは11月からとなる。
さらに、FCAジャパンの4ブランドの車両をすでに購入した既納客向けには、一段低い特別低金利を提供。FCAジャパンの「スキップローン」では適用金利1.9%のところ、既納客向けには、ジープ、フィアット、アバルトの各ブランドで0.9%、アルファロメオでは0.5%の特別低金利を提供する。なお、いずれの場合も、ローン支払年数は、カスタマーの都合に合わせて3年、4年、5年の間で自由に選ぶことが可能だ。
各ブランドサイト内の購入サポートページ(下記)でも、このたびFCAジャパンが発表した「スキップローン」について知ることができる。