4月30日、トヨタ自動車は新型コロナウイルス感染拡大により全国で外出自粛が要請されているなか、医療機関や公共交通機関など社会生活を支えるために従業員の通勤などで移動を必要としている全国の法人に向けて、感染拡大が収束するまでの期間において、廉価な中古車リースの提供を開始すると発表した。
6カ月から最長2年間のリースが可能。リース期間中は定期メンテナンスを付帯
トヨタモビリティサービス(TMS)では、同日よりサービスを開始。TMSは2018年より、おもに全国規模の大手企業様向けにリース事業、モビリティサービス事業を展開している。今回、企業からリースア ップしたクルマ(中古車)を活用し、全国で自粛要請が出されている状況下でも、社会や生活を支えるために、移動を必要とする企業様を対象とした特別なリース料金のクルマを多数用意した。
提供するクルマは、これまで全国のトヨタ販売店で定期的にメンテナンスを受けている。今回新たにリース提供されるクルマもこれまで同様に、近くのトヨタ販売店で継続して定期なメンテナンスが受けられる。また、カーナビゲーションとETC車載器を全車に装備し、企業の円滑な移動をサポートする。
リース車両は常時1000台以上を在庫。6カ月からのリース契約(最長は24カ月)が可能だ。なお、同社の公式ウェブサイトでは5月末ごろから、リース車両の在庫検索、オンライン相談も予定しているという。
また、全国のトヨタレンタリース各社も、同日より同サービスを順次実施していく。トヨタレンタリース各社での実施情報は、準備でき次第、公式ウェブサイト上に掲載するとのこと。