トヨタ・クラウンが誕生したのは1955年のこと。それを記念した特別仕様車が3台も登場。4月27日から発売が開始された。それと同時に、ナビのスマホ連携強化や内装の質感向上などの一部改良も実施されている。
2018年に登場した現行型クラウンは15代目となるが、まずはその一部改良からご紹介しよう。内外装やパワートレーン/シャシーの大きな変更はなく、以下が改良内容となる。
・T-Connect SDナビテーションシステムにSmartDeviceLinkやApple CarPlay/Android AutoTMといったスマートフォン連携機能を追加
・ドアトリム&インストルメントパネルの加飾に合成皮革(一部グレードを除く)を採用し、上質感をアップ
・RS、RS Fourは装備の内容を変更
続いて、4月27日から発売となる3つの特別仕様車をチェックする。
ベースとなるのはRSとRS Fourで、以下の専用装備が与えられている。
・ブラックスパッタリング塗装の18インチアルミホイール(ベースはスパッタリング塗装)
・ファブリックと合成皮革を組み合わせたシート表皮(ベースの表皮はファブリック)
・スマートキーに特別な赤色(専用スモーク調金属加飾)を追加
SとS Fourをベースに、内外装の質感を高める専用装備を施している。
・ハイパークロームメタリック塗装の18 インチノイズリダクションアルミホイール&センターオーナメント
・メッキ加飾を施したアウトサイドドアハンドル
・内装色に新たに「ライトグレー」を設定(そのほか、「ブラック」と「こがね」も選択可能)
・スエード調で上質素材のブランノーブと合成皮革を組み合わせたシート表皮
・黒木目(欅調)を採用したセンターコンソールパネル
SとS Fourをベースに、スポーツテイストを高める専用装備を追加している。
・ブラックスパッタリング塗装の18 インチノイズリダクションアルミホイール(ベース車は17インチ・切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)
・スモーク塗装のバイビームLED ヘッドランプとLED リヤコンビネーションランプ
・スモークメッキを施したフロントグリルモールやフロントフォグランプリング、リヤライセンスガーニッシュ
・ファブリック+合成皮革のシート表皮(メーカーオプションでレッドステッチ付き本革シート表皮を選択可能)
・レッドステッチ付き合成皮革巻きオーナメント表皮のドアトリム&インストルメントパネル
・レッドステッチ付き合成皮革巻きのコンソールサイド&コンソールリッド
・スマートキーに特別な赤色(専用スモーク調金属加飾)を追加
そのほか、3台の特別仕様車にはブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]や快適装備である助手席肩口パワーシートスイッチ(シートスライド&リクライニング)などをセットにした“C package”に相当する装備が加わる。
■クラウン特別仕様車・価格
RS”Limited” 2.0ℓ直4ターボ+8AT(RWD) 516万9000円
RS”Limited” 2.5ℓ直4+THSII(RWD) 538万9000円
RS FOUR”Limited” 2.5ℓ直4+THSII(4WD) 560万9000円
S”Elegance Style II” 2.0ℓ直4ターボ+8AT(RWD) 506万3000円
S”Elegance Style II” 2.5ℓ直4+THSII(RWD) 528万3000円
S FOUR”Elegance Style II” 2.5ℓ直4+THSII(4WD) 550万3000円
S”Sport Style” 2.0ℓ直4ターボ+8AT(RWD) 506万3000円
S”Sport Style” 2.5ℓ直4+THSII(RWD) 528万3000円
S Four”Sport Style” 2.5ℓ直4+THSII(4WD) 550万3000円
なお、一部改良が施されたクラウンの価格は以下となる。