フォルクスワーゲングループはこのほど、コンパクトSUV「ティグアン」がまもなくモデルチェンジを迎えることを明らかにするとともに、新型のティザースケッチ1点を公開した。
欧州市場向けにはプラグインハイブリッド仕様も設定される予定
初代ティグアンは、2007年に開催されたフランクフルト・モーターショーで初披露された。扱いやすいボディサイズが世界中の多くの市場で受け入れられ、2008年には世界で15万台以上を販売し、フォルクスワーゲンの基幹モデルに。その後2011年には、世界で年間50万台を超える販売を実現した。
2015年のフランクフルト・モーターショーでは二代目が初披露され、2016年4月に市場に導入。フォルクスワーゲンの新世代モジュラープラットフォーム「MQB」が用いられ、よりダイナミックなスタイリングをまとって登場した。2017年にはホイールベースを110mm拡大した「ティグアン・オールスペース」がラインナップされ、北米や欧州、アフリア、アジア、オセアニアなどで発売され、ニーズに応えてきた。ティグアンの年間生産台数は2007年時の12万台から、現在では91万1000台に拡大している。
そんなティグアンがまもなくモデルチェンジを実施。具体的な発表日はまだ明かされていないが、新型は公開されたスケッチのように、より洗練されたスタリッシュなルックスになる模様。欧州市場向けにはプラグインハイブリッド仕様も設定される見通しとのことだ。