4月15日、三菱自動車は多様化する社会課題の解決に貢献するため「三菱自動車社会貢献STEP活動」の方針を2020年4月に改定し、より多くの人にこの活動を知ってもらうため、コミュニケーションワード「STEP to the future」およびロゴマークを新たに設定したと発表した。
従来方針の「次世代育成」を「人」に、「地域活動」を「地域社会」に見直す
同社はこれまで、「次世代育成」「交通安全」「環境保全」「地域活動」の4つを社会貢献活動の主要分野とし、企業ビジョン・ミッションにもとづき「三菱自動車社会貢献STEP活動」として推進してきた。
この活動には、「三菱自動車STEP募金」を活用した世界中の子供たちの植林・育林活動を支援する地球緑化プログラム「子供の森」計画への寄付や、フィリピンでの小学校の新校舎建設支援などのグローバルでの活動も含まれている。
このたびの発表は、近年、自然災害や格差社会といった多様化する世界的な社会課題を受けて、課題解決へのさらなる貢献を目指し、従来の活動を継承しながらも主要な市場との連携をさらに強化し、社会貢献活動の幅を拡げるために方針を改定したもの。「Society」「Traffic safety」「Environment」「People」の4つの頭文字をとってSTEP活動としている。
新たなSTEP活動では、世代や地域を問わず、より多くの人を対象に、より各々のニーズに即した支援を行うべく、従来の方針の「次世代育成」を「人(People)」、「地域活動」を「地域社会(Society)」に見直すなど、以下のように内容を改定している。
●地域社会(Society)
地域のニーズに即した活動を通じ、地域社会の発展に貢献します
●交通安全(Traffic safety)
交通社会の安心・安全の実現に貢献します
●環境(Environment)
大切な地球環境の保全に貢献します
●人(People)
人々に寄り添い、笑顔あふれる生活の実現に貢献します
なお、新たに設定されたロゴマークはSTEP活動の輪が中心から拡がる様子を表現している。
●三菱自動車社会貢献活動公式サイト