ホンダは、公式ホームページで、新型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」のエンジニアトーク「WELCOME TO THE TRACK」を公開した。メーカーの開発陣と、開発ライダーの伊藤真一氏が開発の背景を語っている。
「CBR1000RR-R FIREBLADE」(以下、ファイアーブレード)は、サーキットを主眼に捉えたモータースポーツマシンだ。ホンダのこれまでのスポーツのトップエンドは「CBR1000RR」。RRは、一般公道での使用が主眼であり、モータースポーツ“も”可能というモデルであった。しかしファイアーブレードはモータースポーツ“が”可能なモデルであり、主眼はサーキット。最高218psというホンダ市販車最高の数値に、コンセプトが明確に現れている。
プロモーションでは「最高馬力」だとか「サーキットマシン」だとか謳われがち。果たしてそれが本物なのかはわからないというのが実情だろう。そこでモデルを知る最も手がかりとなるのが開発者の声である。
本インタビューでは、モビリティアナリストの関谷守正氏が聞き手となり、技術者のキーマン(石川 譲:開発責任者、森 健祐:エンジン設計、出口寿昭:エンジン設計、小谷野広治:操縦安定性研究、細川冬樹:開発責任者代行、大越 悟:制御設計、横川俊二:動力研究 ※敬称略)と、開発ライダーの伊藤真一氏にインタビュー。開発陣の本音からファイアーブレードの魅力に迫っている。開発陣の“本気”を是非生の声から受け取って欲しい。
ちなみに記事によれば、開発ライダーの伊藤真一氏は自らファイアーブレードに惚れ込み、注文したそうだ。
曰く「久々に欲しいバイクだと思った」。