3月16日、ホンダは新型「フィット」の受注が2月13日の発売から約1カ月にあたる3月16日時点で3万1000台を超えたことを発表した。この受注台数は同社が掲げる月販台数1万台の3倍以上となり、好調なスタートを切ったことを示している。
2モーターハイブリッドの「e:HEV」が72%を占める
ホンダの分析によると、新型フィットの購入ポイントとして、極細のフロントピラーや水平基調のインパネとシンプルで見やすいバイザーレスメーターがもたらす心地よい視界や、ホンダ初採用のボディースタビライジングシートによる快適な座り心地を挙げている。
日常シーンのほとんどをモーターでこなし低燃費で滑らかな走りを実現する2モーターハイブリッド「e:HEV」は、乗り心地のよさも評価され、受注数の72%が選ばれている。
さらに全グレードの標準装備されている先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」も、好調な受注を後押ししているという。
タイプ別の分布は、「ホーム」が47%、「ベーシック」が19%、「クロスター」と「リュクス」がそれぞれ14%、「ネス」が6%。
一方、ボディカラーは、e:HEV仕様がプラチナホワイト・パール(24%)、プレミアムサンライトホワイト・パール(19%)、ルナシルバー・メタリック(11%)、ガソリン車がプレミアムサンライトホワイト・パール(24%)、ルナシルバー・メタリック(17%)、プラチナホワイト・パール(13%)が人気だ。