新型がEVとしてデビューしたフィアット500。デザインは現行フィアット500に、もちろん似ているが、サイズはどうだろう?
現行フィアット500は、2007年デビューの3代目だから、すでに14年目という長寿モデルだ。にもかかわらず、日本では高い人気を維持し続けている。現行モデルは、フォードと共同開発されたKaと同じプラットフォーム。デザインは、オリジナル500をモチーフにしているが、フロントにエンジンを横置きするFFモデルである。
そのフィアット500がモデルチェンジを受けた。新型は電気自動車(EV)である。
さて、この新型500は、現行と同じようにキュートだろうか? 見比べてみよう。
現行モデルは、日本仕様で
全長×全幅×全高:3570mm×1625mm×1515mm
ホイールベース:2300mm
である。非常にコンパクトで、それが独特のキュートさにつながっている。では新型は?
詳細なデータは未発表だが、現行モデルに対して、6cmワイドで6cm長く、ホイールベースが2cm長いとプレスリリースに書いてある。したがってこうなる。
新型フィアット500
全長×全幅×全高:3630mm×1685mm×1515mm
ホイールベース:2320mm
だいぶ大きくなった。とはいえ、絶対的にコンパクトだ。
ちなみに新型フィットは
全長×全幅×全高:3995mm×1695mm×1540mm
ホイールベース:2530mm
だから、まだまだ小さい。