北米スバル(Subaru of America)は、2020年2月の販売状況を発表した。昨年の2月と比べて5.3%増の5万1695台を販売。とくに好調だったのは、フォレスターだ。
「BEST-EVER FEBRUARY」
スバルの北米セールスは相変わらず好調だ。1月に続いて、2月として過去最高の販売台数を記録している。「BEST-EVER FEBRUARY」である。
1月も「BEST-EVER JANUARY」だったが、1月は前年同月比プラス0.5%だったのに対して、2月はプラス5.3%と大幅増となった。2月の販売台数は5万1695台。スバルとして連続72カ月4万台超えとなった。
好セールスの最大の要因は、前年同月比25.3%となったフォレスターだ。昨年2月が1万3133台だったのが、今年2月は1万6458台。じつに3325台も販売台数を増やしている。
フォレスター:1万6458台(前年同月比25.3%)
インプレッサ:3916台(マイナス8.7%)
WRX/STI:1787台(マイナス10.1%)
アセント:5982台(マイナス2.9%)
レガシィ:2434台(マイナス9.3%)
アウトバック:1万2665台(プラス2.7%)
BRZ:166台(マイナス31.4%)
クロストレック:8287台(プラス0.4%)
トータル:5万1695台(プラス5.3%)
じつは、フォレスター以外はマイナス(アウトバックとクロストレックが微増)なのだが、フォレスターのプラス3325台が効いている。昨年前半にあったアセント効果(前年2018年はアセントがラインアップになかった)もなくなっているスバルがプラス成長を続けているのは、特筆すべきこと。さらにいうと、2019年に絶好調だったモデル末期のレガシィとアウトバックが2019年秋に新型に切り替わっても、ほぼ同じペースで売れ続けている。とくに、販売ボリュームが大きいアウトバックが前年同月比でプラスになっているのは、北米スバルにとって心強いだろう。