2月20日、FCAジャパンはジープのミッドサイズSUV「チェロキー」の仕様・装備の見直しを実施した。税込車両価格は449万円〜499万円だ。
リヤシートのスライド機構やセキュリティアラームも搭載
チェロキーは、卓越したオフロード性能と実用性の高さにより、長年にわたってジープの歴史を支えてきた中核モデル。現行型は四世代目で、2018年10月のマイナーチェンジでは、新世代デザインが採用されるとともに装備が充実した。このたびの仕様変更では、快適性や機能性が高められるなど、さらなる進化を遂げている。
グレードはこれまでどおり、ベースグレードの「Longitude(ロンジチュード)」、快適装備が充実した「Limited(リミテッド)」、悪路走破性に優れた「Trailhawk(トレイルホーク)」の3モデルが展開される。ロンジチュードは177psと229Nmを発揮する2.4L直列4気筒エンジンを、リミテッドとトレイルホークには272psと400Nmを引き出す2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載。トランスミッションは全車9速ATを組み合わせる。
ロンジチュードとトレイルホークは、シート表皮がこれまでファブリックだったが、新型ではレザーへとアップグレード。さらにフロントシートヒーターが追加され、快適性が向上している。またリヤシートのスライド機構やセキュリティアラーム(盗難発生警報装置)が新たに装備され、実用性も高められている。ロンジチュードにはさらに、リヤディープティンテッドガラス(後部プライバシーガラス)が新たに装備された。
●新型ジープ「チェロキー」モデルラインナップ
・ロンジチュード:449万円
・リミテッド:496万円
・トレイルホーク:499万円
※価格は消費税込み