WLTCモード燃費:20.6km/ℓ ※HYBRID G
月間販売台数:5509台(7月〜12月平均値)
REPORT●工藤 貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●中野 幸次(NAKANO Koji)/平野 陽(HIRANO Akio)
MODEL●竹田 愛(TAKEDA Megumi)[身長165㎝]
※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■Adventure
全長×全幅×全高(㎜):4610×1865×1690
室内長×室内幅×室内高(㎜):1890×1515×1230
ホイールベース(㎜):2690
トレッド 前/後(㎜):1595/1615
車両重量(㎏):1630
エンジン形式:直列4気筒DOHC
総排気量(㏄):1986
最高出力(kW[㎰]/rpm):126[171]/6600
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):207[21.1]/4800
燃料タンク容量(ℓ):55(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
サスペンション 前:ストラット 後:ダブルウイッシュボーン
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク
最小回転半径(m):5.7
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):15.2
タイヤ・サイズ:235/55R19
車両本体価格:319万5500円
先進安全装備(Toyota Safety Sense)
ボディカラー
RAV4の3つのポイント
1.SUV本来の期待感を裏切らない機能とスタイル
2.3種類の4WDシステムをラインナップ
3.180ヵ国で販売する超グローバル商品
エンジン&ホイール
乗降性
SUVとして標準的な着座高は、平均的な身長の大人であれば腰の上下移動量が少ないので姿勢変化がスムーズ。サイドシルの外側への張り出しも抑えてある。
足元の開口幅が広く、足の出し入れがしやすいのが印象的。つま先が当たりにくいよう、スピーカー部分などドア内張り下部の張り出しを抑えているのも特徴。
インパネ
メーター
前席
「G」「X」系のシートはTNGA用の3タイプの中から、ホールド性でいえば中間に位置するタイプをチョイス。大きい背もたれ脇腹部のサイドサポートに加え、座面も左右端を高く硬くしてホールド性を高めている。アクセルペダルはオルガン式だ。
後席
ファミリーカーとしても不満のない広さ。着座姿勢も良好だ。ただし、座面下にハイブリッドの走行用バッテリーを置く設計としたことでクッションのストロークが短いのは事実。床面中央には高さ10㎝ほどのフロアトンネルがある。
うれしい装備
ラゲッジルーム
1mを越える奥行きがある上にホイールハウスの張り出しが小さいから空間が広く、容量はミディアムSUVクラスの中でトップ。床面を上げた状態で、スーツケースなら68ℓサイズが2個と77ℓサイズが1個積める。倒したシート部分は斜めが、大人がゆったりと寝られる床面になる。
使い勝手撮影車両データ
インテリアカラー:ライトグレー
オプション装備:デジタルインナーミラー/ハンズフリーパワーバックドア/AC100V・1500W
ディーラーオプション:ETC/ドライブレコーダー
〈TOPICS〉RAV4プラグインハイブリッド2020年夏に日本導入予定
〈開発者コメント〉増加とともにSUVへの期待感が薄れていく危機感がありました
バイヤーズガイド
元オフロード四駆の設計者であるボクなら、ダイナミックトルクベクタリング4WDを装備するアドベンチャーグレード+オプションのステアリングヒーターを選ぶ。オフロードコースを走る人でなければ、「X」または「G」グレードで十分。HVはエコというより余裕を求めて乗る位置付け。そこに60万円の価値を見いだせるかどうかだ。