2020年1月の輸入車の販売データがJAIA(日本自動車輸入車組合)から発表された。それによると、輸入車の第3位はBMWを抑えて「トヨタ」1874台なのである。んん?
輸入車の第3位はトヨタ
2020年1月の輸入車の販売データがJAIA(日本自動車輸入車組合)から発表された。
第1位:メルセデスメルセデス・ベンツ 4175台
第2位:フォルクワーゲン 2827台
第3位:BMW 1696台
第4位:アウディ 1544台
第5位:ボルボ 1278台
となるわけだが、これは「外国メーカー車(乗用車)」の販売データのランキングなのだ。この前に
「車名別輸入車新規登録台数(乗用車、貨物、バス合計)」というデータがある。
これによると
第1位:メルセデスメルセデス・ベンツ 4175台
第2位:フォルクワーゲン 2827台
第3位:トヨタ 1874台
第4位:BMW 1696台
第5位:アウディ 1544台
第6位:ボルボ 1278台
と3位に「トヨタ」が入ってくるのだ。1874台は前年の1724台からプラス8.7%という数字である。
「トヨタの輸入車?」とちょっと首を傾げる人もいるだろう。この1874台の内訳を見てみよう。例外的に輸入・登録されているごく少数のクルマも含まれているだろうから、「おもにこのモデル」と考えてほしい。
まずは「乗用車 405台」である。これは、オーストリアのグラーツになるマグナシュタイヤーの工場で生産される「スープラ」のことだろう。つまり、1月に405台のスープラが新規登録されたというわけだ。
次に貨物車(普通)484台だ。これは、タイ生産で2017年から国内販売されている「ハイラックス」のことだと推測できる。
貨物車(小型)985台は、タウンエース/ライトエースで、こちらはインドネシア生産のクルマである。