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JC08モード燃費:28.0km/ℓ ※「HYBRID G」のFF車(フリードは6名乗車)
月間登録台数:6673台(7月〜12月平均値)
REPORT●小林 秀雄(KOBAYASHI Hideo)/蔵田 智洋(KURATA Tomohiro)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)/平野 陽(HIRANO Akio)
MODEL●菅原 樹里亜(SUGAWARA Juria)[身長160㎝]
※本稿は2010年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
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■HYBRID CROSSTAR・Honda SENSING
全長×全幅×全高(㎜):4265×1695×1710
室内長×室内幅×室内高(㎜):3045×1455×1275
ホイールベース(㎜):2740
トレッド 前/後(㎜):1480/1485
車両重量(㎏):1430
エンジン種類:直列4気筒DOHC+モーター
総排気量(㏄):1496
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):81[110]/6000
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):134[13.7]/5000
モーター最高出力(kW[㎰]/rpm):22[29.5]/1313-2000
モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):160[16.3]/0-1313
燃料タンク容量(ℓ):36(レギュラー)
トランスミッション形式:7速DCT
駆動方式:FF
サスペンション:前 ストラット 後 トーションビーム
ブレーキ:前 ベンチレーテッドディスク 後 ディスク
タイヤ・サイズ:185/65R15
最小回転半径(m):5.2
JC08モード燃費(㎞/ℓ):27.4
車両本体価格:278万1900円
先進安全装置(Honda SENSING)
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ボディカラー
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フリード/フリード+の3つのポイント
1.専用エクステリア満載の「クロスター」新設定
2.ブレーキステップダウン制御の採用
3.エンジン改良による実燃費の向上
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最もコンパクトなミニバンとしてシエンタと共に人気を集めるフリード。全長4.3m足らずのボディで3列シートを成立させている巧みなパッケージングが好評の理由だ。
エンジン&ホイール
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乗降性
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2列目は開口部も大きく、アシストグリップもあって乗り降りはしやすい。3列目への乗降は2列目シートを前倒しにして行なうがややスペースはタイトだ。低床フラットフロアと広いドア開口部のおかげで、とても乗り降りしやすい。低めのポジションから立ち上がる感じで頭上空間に不満はない。
インパネ
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メーター
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1列目:見晴らしの良いミニバン的運転感覚はそのままに、パワーステアリング制御が最適化されたことで操縦安定性がアップ。「CROSSTAR」はデジタルパターンのファブリックとプライムスムースを組み合わせた専用コンビシートを標準装備する。
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「フリード」の場合、2列目席にはキャプテンシート(6人乗り)とベンチシート(7人乗り)を設定。無理なく座れる範囲内で2列目シートを前方にスライドさせると、3列目席にも大人が座れるゆとりの空間を生み出せる。頭上スペースも広くて開放的。
うれしい装備
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ラゲッジルーム
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3列シート仕様の「フリード」は、通常時の荷室奥行きは狭い。乗車定員よりも積載性を重視するならば、5人乗りの「フリード+」も視野に入れよう。3列目シートの格納は左右跳ね上げ式。荷室開口高がかなり低いので、自転車を立てた状態のまま容易に積み込むことができる。
使い勝手撮影車両データ
オプション装備:LEDヘッドライト/運転席&助手席シートヒーター/フルオートエアコンディショナー/Hondaインターナビ+リンクアップフリー+ETC車載器/ロールサンシェード
〈EQUIPMENT〉多彩なシートアレンジ
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1列目、2列目はフルフラット状態にできるので、車中泊などで使い勝手が良く、とても便利だ。2名乗車なら2列目を前に出して、3列目を畳むとイスなど大きな荷物を運べる。7人乗り仕様で2列目をフルフラットにすると、まるで部屋のような広々とした空間が現れる。2名乗車で3名掛けのシートを畳み、前方に跳ね上げれば自転車を積むことも可能だ。
〈TOPICS〉ステップダウンシフト制御をホンダのミニバンで初採用
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フリード/フリード+の今回のマイナーチェンジでは、下り坂でシフトレバーを操作しなくても、ブレーキ操作だけでエンジンブレーキを併用した減速を行なうステップダウンシフト制御をホンダのミニバンとして初搭載した。これによりドライバーがシフト操作にわずらわされることなくコーナーでの加減速をスムーズにし、滑らかな運転をサポートしてくれる。ガソリン車のみに設定。
バイヤーズガイド
フリードのガソリン車にのみ用意される「B〜」は側突系エアバッグが装着不可なのでおススメしない。燃料代も含めても総合的なコスパはハイブリッドよりガソリンが優秀。「CROSSTAR」は標準車より22万円高だが機能的なメリットはなく、あくまでそのSUVっぽい“雰囲気”に価格差分の価値が見出せるかかどうか……で選ぶべし。
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