みなさんお久しぶりです! クルマ好きな若者による次世代カーメディア「Next Car Generation(以下「NCG」)」です。私たちはクルマ好きの若者と、クルマの世界を繋げるためのプロジェクトです。今回は昨年に引き続き、NCGの顧問であるモータージャーナリストの太田哲也さんのオートサロン2020の取材に同行させていただき、NCGが気になったクルマなどをレポートいたします。
はじめまして。NCGメンバーの椎橋です。私は横浜国立大学・機械工学科3年の学生であり(株)TEZZOでインターンをしております。大学では、学生フォーミュラの活動を行っており、サスペンション部品の設計を担当しています。
NCGの太田顧問とは、2019年に開催された東京モーターショーで学生フォーミュラの出展のスタッフとして参加していた際に、ブースに立ち寄っていただきお話をさせていただいました。その際に(株)TEZZOのインターンに誘っていただき現在に至ります。実は小学校高学年の頃に太田顧問の著書である『クラッシュ』を読んだことがあり、直接お話させて頂ける機会に感動いたしました。
今回、東京オートサロン2020の取材を通して気になったパーツや車両をレポートしたいと思います。
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日本にたった4台!!プレミアムな「メガーヌ R.S. トロフィーR カーボン・セラミックパッド」に注目【ルノー・ジャポン】
次に気になった車両はルノー・ジャポンさんの「メガーヌ R.S. トロフィーR カーボン・セラミックパック」です。
この車両は日本市場には4台しか割り当てられていない特別仕様車です。軽量なカーボンホイールやカーボン・セラミックフロントブレーキディスクといった市販車にはなかなか搭載されることのない部品が投入されています。
メガーヌR.S.トロフィーR(カーボン・セラミックパックには徹底的な軽量化のため搭載されていません)に採用されている「4CONTROL」という4輪操舵システムに大変興味を持ち担当の方に詳細を伺ってみました。
速度によって後輪につく舵角が変わる仕様になっていて、このメガーヌ R.S. トロフィーRではノーマル及びスポーツモードでは60km/h以下では前輪と逆位相(前輪とは逆の方向)に、60km/h以上では同位相に後輪の舵角が変化するようになっています。またレースモードでは位相の切替速度が100km/hとなっています。
低速時では前輪と逆位相に後輪に舵角がつくため、小回りが利くようになり、旋回性が高まります(最大後輪舵角2.7度)。また高速時では前輪と同位相に後輪に舵角がつくため、平行移動するような形になり、車両の安定性が高まります(最大後輪舵角1.0度)。
FF特有のアンダーステアを解消し、高速時での安定性が高まるこの4輪操舵システムは大変興味深かったです。
以上、NCGによるオートサロン2020のレポートでした。私たちNCGはクルマ好きな若者による次世代カーメディアとして、若者目線でクルマの楽しさを伝える活動を行っています。顧問には元レーシングドライバー/モータージャーナリストの太田哲也さんを迎え、主な活動は最新試乗会や自動車関連イベントの取材など。その内容をNCGウェブサイトやFacebookページで公開していますので、ご興味のある方は下記webサイトまでアクセスしてください。
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