ソフト99コーポレーションがプロ施工店向けに展開しているカー用品「G'ZOX(ジーゾックス)」シリーズにおいて、普及モデルに位置付けられている1層構造のガラス系ボディコーティング剤「リアルガラスコート」。4月中旬を予定しているラインアップ一新に先駆け、1月10~12日に千葉県の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2020」に、その最新バージョンが参考出品された。
PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)
昨年の東京オートサロン2019でソフト99コーポレーションは、ハイエンドモデルに位置付けられる2層構造のプロ用ガラス系ボディコーティング剤「ハイモースコート」の新モデル「THE NEO」および「THE GLOW」を参考出品。のちに4月上旬より販売を開始した。
そして今年は、普及モデルである1層構造の「リアルガラスコート」シリーズをリニューアル。4月中旬の正式発表に先駆け、オートサロンにいち早く参考出品した。
今回、新生「リアルガラスコート」として披露されたのは、下記の3タイプだ。
「リアルガラスコートM」:
「リアルガラスコートR」:
「リアルガラスコートH」:
より簡潔にまとめれば、「M」はツヤ、「R」は撥水性能、「H」は疎水性能を重視した1層ガラス系コーティング、ということになる。
好みはもちろん保管・使用環境によっても、どれを施工してもらうべきか大いに頭を悩ませそうだが、一般的には、屋内保管で晴れた休日にしか使用しないなら「M」、カーポート保管で雨天の際も使用するなら「R」、青空駐車でほぼ毎日使用するなら「H」がオススメだろう。
なお、今回のオートサロンでは、一般ユーザー向けの展示会ということで、漆黒のツヤをたたえたベントレー・ベンテイガとともに、各タイプの性能メリットを中心に訴求していた。
だが、同社説明員によれば、「乾燥時間が短縮されるなど作業性も向上している」とのこと。こうしたプロ施工店にとってのメリットは、3月11~13日に東京ビッグサイトで開催される「第18回国際オートアフターマーケットEXPO2020」で詳細が説明される予定となっている。