2019年に国内でもっとも売れたクルマについては、すでにレポートした。ここでは、ミニバンについて考察してみる。もっとも売れたのは、どのモデルか?(日本自動車販売協会連合会の2019年1-12月の統計による)
2019年に日本国内でどのクルマがどのくらい売れたかについての統計を日本自動車販売協会連合会(自販連)が出している。
総合ランキングについては、すでにレポートした。
SUV部門についてもレポートした。
今回は、「ミニバン編」である。そもそもミニバンとはなにか?という定義づけから行なうとなかなか大変なことになってしまうので、ここでは3列シートをラインアップするピープルムーバーとしておく。
では、まずは自販連のデータからブランド通称名ベースのランキングをお届けしよう。
2019年国産ミニバン販売台数トップ10
というように、トヨタ・シエンタがトップだった。ちなみに次点11位はホンダ・オデッセイ(1万4614台)だった。
さて、今回も兄弟車をまとめてみよう。
ノア/ヴォクシー/エスクァイア 18万7702台
アルファード/ヴェルファイア 10万1936台
という恐ろしい数字になる。
モーターファン編集部による2019年ミニバン部門ランキングは次のとおりだ。
第1位:トヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイア 18万7702台
第2位:トヨタ・アルファード/ヴェルファイア 10万1936台
第3位:トヨタ・シエンタ 11万880台
第4位:日産セレナ 9万9865台
第5位:ホンダ・フリード 8万4121台
第6位:ホンダ・ステップワゴン 5万6872台
ということで、トヨタのトップ3独占である。
ノア/ヴォクシー/エスクァイアの18万台もすごいが、アルファード/ヴェルファイア 10万1936台がすごい。車両価格×販売台数で考えると、アルファード/ヴェルファイア の存在の大きさがわかる。