12月26日、横浜ゴムはSUV&ピックアップトラック用タイヤである「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」装着車が、2020年1月5日~17日にサウジアラビアで開催されるダカールラリー2020に参戦することを発表した。
あらゆる路面でのオフロード性能を追求したタフなタイヤ
参戦するのは「SSANGYONG MOTORSPORT/SODICARS RACING」のOSCAR FUERTES ALDANONDO選手/DIEGO VALLEJO選手が駆る「KORANDO DKR」で、2019年1月にペルーで行われたダカールラリーでは二輪駆動のガソリン車で競われるT1.3カテゴリで3位を獲得している。なお、今回もT1.3カテゴリで参戦する。
ダカールラリーは近年、南米大陸で行われてきたが、2020年からは舞台をサウジアラビアに移し、大部分が砂漠のなか、国土の全域を使って全12ステージで行われる。1月5日にJeddahからスタートし17日にQiddiyaでゴールする総走行距離7500Km以上で競われる。
「GEOLANDAR M/T G003」はオフロードユーザー向けのタイヤで、マッド、ロック、ダート、砂利など、あらゆる路面でのオフロード性能を追求するとともに、耐久性・耐摩耗性の向上による優れたロングライフ性能を追求。またオフロード感を強調したデザイン性にこだわり、オフロード走行やドレスアップを楽しむユーザーニーズを満たす、より逞しくアグレッシブなイメージを実現している。モータースポーツにおいても「GEOLANDAR M/T G003」装着車が2018年にグアムで行われたスプリント耐久オフロードレース「APL SMOKIN’ WHEELS 2018」で優勝するなど、優れた性能が実証されている。
同社は中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」の技術戦略において、モータースポーツ活動を重要な先行技術開発の場と位置付け、フォーミュラやツーリングカーからラリーやオフロード、カートまで国内外の多岐にわたるレースに参戦している。