日本が世界に誇るライトウェイト・オープンスポーツ、「マツダ・ロードスター」。初代NA型(デビュー当初は「ユーノス・ロードスター」)から現行のND型まで、世界中で人気を博してきた。Motor-FanTECHの会員の方々にも多くのオーナーがいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、よいところを見てみよう。
初代マツダ・ロードスター(当時の日本名はユーノス・ロードスター、北米ではMAZDA MX-5 Miata)がデビューしたのは1989年のことだった。
初代(NA型)
2代目(NB型)
3代目(NC型)
4代目(ND型)
と型式で呼ばれることが多い。
ロードスターの変遷については、下記の記事を参照していただきたい。
今回のオーナーレポートは、新しい順、つまりND型からNC、NA&NB型と時代を遡っていくことにする。
ND型(2015年〜)
2015年にデビューした現行4代目(ND型)は、SKYACTIVテクノロジー+魂動デザイン。初代NA型への回帰、というテーマも感じられる。つまり、「ライトウェイト・スポーツ」への回帰だ。もっとも軽いグレードの車重は1トンを切る軽量ボディに、1.5ℓ直4(SKYACTIV-G1.5)を搭載する(北米仕様は2.0ℓ直4SKYACTIV-G2.0を積む)。2016年にはリトラクタブル・ハードトップモデルである「RF」が追加された。こちらは、日本仕様も2.0ℓ直4(SKYACTIV-G2.0)である。
S Special package(2016)「意外や実用性はあります。四季がはっきりとしている日本こそオープンカー!」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:14.0km/ℓ(下道6割、高速4割。高速で100km/h6速巡航なら20km/ℓ余裕で超えます。)
長所:唯一無二のライトウェイトスポーツ。人馬一体の操作感。この価格で唯一買えるデザインと2シーターオープン。
短所:荷物が乗らない。女性から不評。ACCや自動ブレーキ等が一切ない。ミラーすら手動。
評価
外観:★★★★★ ワールドカーオブザイヤー受賞
室内:★★★★☆ ドリンクホルダーに高さが無いため強めのブレーキで前に飛び出します。
走行性能:★★★★★ 人馬一体
燃費性能:★★★★☆
装備:★★☆☆☆ 初期型は自動ブレーキ等が一切ないので自動ブレーキくらいはあっても良かったかも。
満足度:★★★★★ この価格でこのデザインと走りはロードスターだけ。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「2シーターオープンなので確かに実用性は低いですが、独り身またはカップルであれば、2〜3泊分の荷物は載せられて、コンパクトだから取り回しもしやすいので、意外実用性は有ります。四季がはっきりとしている日本こそオープンカーが合うと思います。まずは、1度レンタカーなどで遠出してみて下さい。オープンカーの良さがわかって、意外普通の車と変わらない事がわかります。」
ND5RC SP(2016)「短所:暑い。寒い。寝られない」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:15.0km/ℓ(100km以上のドライブ用)
長所:完全オープンが気持ちいい。変わっている、目立つ。燃費。
短所:暑い。寒い。寝られない。
評価
外観:★★★★★
室内:★★☆☆☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「条件があえばおススメです」
S スペシャルパッケージ「このクルマ一台で人生ひっくり返るくらい、楽しくなりました」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:17.0km/ℓ(チョイ乗り含めた時。高速主体で走った時20km/ℓを超えたのにはびっくり!)
長所:片手であっという間に幌の開閉が出来る。コストを掛けた足周り構成。下回り覗いた時の満足感。抜群のスタイリング。いつまで見ていても飽きない。
短所:小さい車が好き。いっそ5ナンバーサイズだったら良かった。
評価
外観:★★★★★ 文句無しのスタイルです!
室内:★★★★☆ デザインはなかなか。質感が固い樹脂の部分が多い。
走行性能:★★★★★ ドライバースキルがないので、何一つ困りません。
燃費性能:★★★★★ 省燃費走行しないでやや高めを保ってシフトしても充分走れます。
装備:★★★★☆ 今時の平均な物はあると思います。
満足度:★★★★★ 大満足。長く大切にして行きたい。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「最初悩むのは「人数が乗れない」「荷物が積めない」だと思います。私も契約時、ハンコ押すまで迷いが有りました。でも、今は乗車する上で何も困りません。何よりこの車、仲間が仲間を呼び人の輪が広がります。これが一番の収穫でした。車一台で人生ひっくり返るくらい、楽しくなりました」
スペシャルパッケージ(2015)「依然として軽量・コンパクト・安価なクルマに仕上がっています」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:13.0km/ℓ(街中の通勤がほとんど)
長所:軽快な吹け上がりと加速感。
短所:グローブボックスがなく、室内の収納力が限られている点。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★★☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「初代ロードスターからの乗り換えですが、持っていた軽快感はそのままに現代には必要な装備を加えて、依然として軽量・コンパクト・安価なクルマに仕上がっています」
Sスペシャルパッケージ(2015)「リヤフェンダーからリヤバンパーまでの曲線美!」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:17.2km/ℓ(北関東近郊でのドライブ7割 高速道路3割)
長所:軽快なハンドリング、リニアなブレーキの効き。エンジンが暖まった後のレスポンスが本当に良い!リヤフェンダーからリアバンパーまでの美しい曲線。
短所:ナビの地図がなかなか更新されない。位置精度もよくない。エンジンが暖まる前はレスポンスが良くない。低回転で走り続けるとレスポンスが鈍いままになる。長時間ドライブでは、かかとからの振動で足が痺れたようになる。
評価
外観:★★★★☆ リヤフェンダーからリヤバンパーまでの曲線美!
室内:★★★☆☆ 少しキズがつきやすいかな
走行性能:★★★★☆ エンジンが温まってからのレスポンス良し!
燃費性能:★★★★★ 高速では21km/ℓを超えることもざらです
装備:★★☆☆☆ マツコネが。。
満足度:★★★★☆ まだまだ乗り足りない!
このクルマの購入を検討している人にひと言
「色んな表情を見せてくれる、奥深いクルマです。」
ND5RC/RSグレード(2015)「人生を充実させる事のできるクルマ」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:19.0km/ℓ(ワインディングのドライブが9割、一般道が1割)
長所:いつまでドライブしても苦にならない感覚。
短所:なし。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★★★☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「人生を充実させる事のできる車。期待を裏切らないこと間違いなし‼️」
S スペシャルパッケージ(2018)「パワフルな感じを求めるならRF、軽さを重視するなら幌」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:17.5km/ℓ(高速7割、市街地3割)
長所:軽さが実感でき振り回して楽しめる。幌の開閉が楽。燃費が良い。高速で18~20km/ℓ。Fフェンダーの峰が見えて車両感覚がつかみやすい。
短所:もう少しパワーが欲しい(NCと比較して)。グローブボックスは残して欲しかった。ハイオク指定。レギュラーにして欲しい。
評価
外観:★★★★☆ フロントの顔付きがキツすぎ? もっと愛嬌があっても良いかも
室内:★★★★☆ ダッシュボードはスラッシュ成形にして欲しい
走行性能:★★★★☆ もうちょっとパワーがあると嬉しい
燃費性能:★★★★★ 予想より良かった。歴代ナンバー1
装備:★★★★☆ Car Playは欲しい。ACCもあれば嬉しい。
満足度:★★★★★ 運転の楽しさは依然としてナンバー1。全体的には質感も悪くない。割り切りとのバランスが難しいが、個人的にはもう少し実用性側に振っても良いと思う。コスパはこの手のクルマとしては良いと思う。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「パワフルな感じを求めるならRF、軽さを重視するなら幌。運転の楽しさを気軽に味わえるのは依然としてこのクルマ以外にない。作り手の想い(気合い)が現れている。このようなクルマを作り続けてくれるマツダに感謝です」
NR-A(2019)「楽しい。気持ちが良い。運転がしやすい」
排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:15/kmℓ
長所:楽しい。気持ちが良い。運転がしやすい。
短所:狭い場所での乗り降りが大変
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★☆☆☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「是非、試乗して下さい。買って後悔しません」
RF S(2017)「ノーマルのままでもサーキット走行もそこそこ可能」
排気量:2.0ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:13km/ℓ(10km以内の近所の移動が8割で月1回程度100km程度のドライブ)
長所:ノーマルのままでもサーキット走行もそこそこ可能。最高に気持ちいいシフトレバーとこれまでで最高に扱いやすいクラッチ。乗り心地と操安性のバランスがよい。
短所:オプションでも前走車追従式オートクルーズがない。左斜め後方の視界がかなり悪い。
評価
外観:★★★★☆ グリーンハウスがもう少し薄ければ文句なしだった
室内:★★★☆☆ 収納の少なさは不満
走行性能:★★★★☆ 私のは改良前の型なので高回転の伸びの気持ちよさがもう少しあればと感じる
燃費性能:★★★★☆ 十分
装備:★★★☆☆ マツダの他車にはあるオートクルーズやHUDが無いのは不満
満足度:★★★★☆ マツダロードスターとして考えると値段は高めだが他に比べるものがない以上仕方ない
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ほしいなら買え。実用性なんて後から何とでもなる」
総合評価:燃費も走りもデザインも文句なし
軽量ゆえに、燃費は抜群だ。多くのユーザーから燃費については絶賛のコメントが寄せられた。外観(デザイン)と走行性能については、ほぼ文句なし!の評価だ。その一方で、2シーターのライトウェイト・オープンスポーツとわかって購入しているものの、室内のデザイン、質感、装備については、やや不満がみられた。
ところが、総合評価になる満足度の平均は4.7と非常に高い。ほぼ満点と言ってもいいほどだ。ロードスターというクルマに対する愛情の深さが感じられる結果だ。
レポートをご覧になってお気づきかもしれないが、NDユーザー9名中MT比率は100%、つまり全員がマニュアル・トランスミッションであることにも注目だ。
ユーザーの平均評価
外観:4.7
室内:3.7
走行性能:4.7
燃費:4.6
装備:3.0
満足度:4.7
NC型
RS(2007)「粋にドライビングを楽しみたいならロードスターで間違いない」
排気量:2.0ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:11.0km/ℓ(市内の通勤が8割、郊外へのドライブが2割)
長所:クセのない素直なハンドリング。使い切れるほど良いパワー。ケレン味のないボディデザイン。
短所:冷房が弱い(特に走行風が当たらないとき)。錆びが出る(三角窓下部やトランク内の補強パネルなど)。ミッションオイルが温まるまで1→2速が入りにくい。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★★★★ ABS以外に電子デバイスがないところがいい(私のグレードは)
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「私がスポーツカーの基本形と信じる「FRでMTでNA」は今やロードスターか86(BRZ)かZ34の三択。運転が上手くなりたい、純粋にドライビングを楽しみたいならロードスターで間違いないと思います。」
RSRHT(2011)「2000ccあるのでパワー十分、RHTは長い移動も問題なくこなせる」
排気量:2.0ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:10.0km/ℓ(町中が8割)
長所:運転していて楽しい、オープンでの解放感。軽快である。十分なパワー。
短所:電動格納ドアミラーがない。
評価
外観:★★★★☆ シンプルで良いと思います
室内:★★★★☆ デジタルメーターが無く、クラシカルで良いと思う
走行性能:★★★★☆ エンジンの回転の吹け上がりが良くないが、パワーは十分
燃費性能:★★★☆☆ 軽量な割には悪い
装備:★★★☆☆ 無いが不満は無い
満足度:★★★★☆ 楽しむ車としては十分に満足
このクルマの購入を検討している人にひと言
「2000ccあるので十分なパワーがあり、長い移動も問題なくこなせるRHTなのでいたずらの心配もなく、閉じれば走行中もうるさくない足回りもしなやかでのり心地もとてもよいスタイルを問題視する人がいるがかわいいルックスで気に入っている」
NCEC(2006)「旧モデルとなって……値段も下がっていますので……一度、オープンカーを体験してみてください!」
排気量:2.0ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:13.0km/ℓ(チョイノリだと……8km/ℓくらい!?)
長所:オープンカーは……気持ちがいい!軽くて思い通りの走り!!メンテも自分でできて愛着も!?
短所:ギアレシオ……がクロスしていて……高速でエンジン回り過ぎ!幌が……裂けた!(泣)
評価
外観:★★★☆☆ イマイチ!(笑)
室内:★★★☆☆ もうちょっと!?
走行性能:★★★★☆ 実はノーマルではありません!(笑)
燃費性能:★★★☆☆ 燃費は気にしません!(;^_^A
装備:★★★☆☆ 必要かつ十分です!?
満足度:★★★★★ まだしばらく……乗り続けます!
このクルマの購入を検討している人にひと言
「旧モデルとなって……値段も下がっていますので……一度、オープンカーを体験してみてください!」
RS(2009)「NDの様な派手さはないが、シンプルモダンな外観がいい」
排気量:2.0ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:14.0km/ℓ(北関東近郊でのドライブ7割 高速道路3割)
長所:年中いつでもオープンを気軽に楽しめる。真冬のオープンこたつ走行が楽しい。前後の重量バランスとドライバーの位置。自分を中心に旋回する感覚が楽しい!
短所:真夏のレザーシートが蒸れる。16インチホイールの選択肢が少ない。NA・NB・NDの逆ゾリホイールが羨ましい。暖まるまで2速が少しシブい。
評価
外観:★★★★☆ シンプルモダンなデザインは飽きが来ない
室内:★★★★☆ シンプルでセンスが良いと思う。時計が無いのが残念
走行性能:★★★★★ 充分過ぎる程パワフル。音は重たげなので何とかしたい
燃費性能:★★★☆☆ まぁこんなもんでしょう
装備:★★★★☆ 簡単なナビがあれば充分
満足度:★★★★★ 自分にはコレがいいのです
このクルマの購入を検討している人にひと言
「NDの様な派手さは無いが、シンプルモダンな外観と、日常のオープン走行を考え抜かれた便利装備の数々。大人がフツーに使い倒して絵になるクルマじゃないでしょうか」
総合評価:2.0ℓエンジンの十分なパワーは魅力
2.0ℓエンジンを搭載するNC型は、現行ND型と比較すると燃費性能がだいぶ違う。平均12.0km/ℓというのは、ユーザーとしては、「こんなもんでしょう」という受け止め方をしているようだが。ロードスターのどのモデルにも共通することだが、「惚れて選んだクルマ」」だから、どうあれ満足している人が多い。満足度4.8は、NDと同じく、エバタもエクボ的な深い愛情を感じる。
ユーザーの平均評価
外観:4.0
室内:4.0
走行性能:4.5
燃費:3.5
装備:3.8
満足度:4.8
NA型(NA型1989年〜1997年)
Standard(1995)「純粋にスポーツカーが好きな人にはオススメ」
排気量:1.8ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:11.0km/ℓ(週末に郊外へのドライブ)
長所:純粋に運転を楽しむことができる。
短所:スポーツカーの短所を知った上で購入したので特になし。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★☆☆☆☆ ただし、装備は必要としていない
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「純粋にスポーツカーが好きな人にはオススメ」
スペシャルパッケージ(1991)「丈夫。大きな不具合がない(約30年、12万㎞)」
排気量:1.6ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:10.0km/ℓ(街乗り:70%、郊外:30%)
長所:ライトウエイトで運転が楽しいこと(人馬一体)。丈夫なこと。大きな不具合がない(約30年、12万㎞)。
短所:燃費はそこそこです(街乗り:9km/L、高速:15km/L)。
評価
外観:★★★★★ 丸くて、キュート、屋根をオープンにすれば爽快
室内:★★★★★ 質実剛健
走行性能:★★★★★ 車重に対して必要充分なエンジン性能。
燃費性能:★★★☆☆ 90年代当時としては充分な燃費
装備:★★☆☆☆ 特別何もついていない
満足度:★★★★★ 大満足です。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「中古車でも程度の良いものは大変少なくなっていると思いますが、もし手に入る機会があるのなら一度乗ってみてください。パワーはあれど重装備な現行車たちとは比べ物にならない感動が待っています。」
Vスペシャル2「ライトウェイトに乗りたい人には最高な車。パワーを求める人や快適装備必須な人は期待外れ」
排気量:1.8ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:10km/ℓ
長所:人馬一体のハンドリング。愛らしいデザイン。純正部品もカスタム部品も豊富。
短所:燃費良くない。古い為、いつどこから壊れるかわからない。税金が高い。
評価
外観:★★★★★ 最高のデザイン
室内:★★★★☆ 古くさいところはあるが
走行性能:★★★☆☆
燃費性能:★★★☆☆
装備:★☆☆☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ライトウェイトに乗りたい人には最高な車。パワーを求める人や快適装備必須な人は期待外れ」
NB型(1998年〜2005年)
SP(2000)「長く付き合って下さい。良さがもっとわかると思います。
排気量:1.6ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:10.29km/ℓ
長所:運転の深い楽しみ方を気づかせてくれる、ヒトの操作に対してのクルマの反応。軽量で、手頃な価格。ファンの多さ。
短所:燃費。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「長く付き合って下さい。良さがもっと分かると思います。楽しみ方も色々あると思います。」
RS-1「オープンが本当に気持ち良い季節は冬だとわかった」
排気量:1.839ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:9.5km/ℓ
長所:運転が楽しい17年経っても飽きが来ない。パーツも多く自分でいじったり整備するのも楽しい。オープンが本当に気持ち良い季節は冬だとわかった。
短所:時計が付いてないのでナビやオーディオが頼り。純正カップホルダーが使い物にならない。間欠ワイパーに時間調節機能が付いてない。
評価
外観:★★★★★ 北米向けデザインなのでカッコいい
室内:★★★★☆ 黒い内装色は七難隠すのでチープさを感じにくい
走行性能:★★★★★ 遅くもなく速過ぎでもなく自分の感覚にはジャストフィット
燃費性能:★★★☆☆ この時期のマツダ車に燃費を求めるのは愚かかと
装備:★★☆☆☆ 余計な装備を省くのがロードスターの美学かと
満足度:★★★★★ 不満があったら17年も乗ってないですね
このクルマの購入を検討している人にひと言
「便利な車ではないのでとりあえず試乗して納得できて維持できるかよく検討してください」
総合評価:すでにクラシックの領域。オーナーの満足度はほぼ満点!
NA型は最終モデルでもすでに20年以上が経過している。NB型でも車齢は14年以上になる。すでに「クラシック」的な存在になった古いロードスターだから、オーナーが注ぐ愛情は相応に深い。維持にもお金がかかるようになるNA/NB型。それでも満足度は極めて高い。
外観:4.0
室内:4.0
走行性能:4.5
燃費性能:3.5
装備:3.8
なのに、満足度:4.8となるのだから、やはりマツダ・ロードスターとオーナーとの関係は普通のクルマとは違うようだ。
ユーザーの平均評価
外観:4.0
室内:4.0
走行性能:4.5
燃費性能:3.5
装備:3.8
満足度:4.8