12月10日、アウディはA5シリーズのトップパフォーマンスモデル「RS5クーぺ」および「RS5スポーツバック」のフェイスリフトを実施した。まもなく発売される欧州での販売価格は8万3500ユーロ(約1050万円)からだ。
最新世代版のインフォテイメントシステムを導入
エクステリアデザインでは、シングルフレームグリルがより広く平らになったことで、現行のRS6やRSスポーツバックと共通のイメージになったほか、五角形のカットを用いたエアインテークを採用したフロントバンパーやリヤのディフューザーインサートが新意匠になった。レーザーライト付きのマトリクスLEDヘッドライトをオプションで設定した点も新型の特色だ。ホイールは19インチが標準だが、オプションで20インチのグロスブラック仕上げやマットブロンズ仕上げが選べる。
インテリアでは、最新世代版のインフォテイメントシステムの導入がニュース。10.1インチのMMIタッチディスプレイが組み合わされ、RSモデルならではの走行モード「RSモード」を選択すると、重力加速度やタイヤ空気圧、タイヤ温度といったパフォーマンスデータの表示も可能となる。
また、12.3インチディスプレイによるデジタルメーター「アウディバーチャルコックピット」や「ヘッドアップディスプレイ」はオプション設定されており、RS専用の情報表示が可能だ。
搭載されるパワートレインは従来型を踏襲。450psと600Nmを発揮する2.9LV型6気筒ツインターボエンジンと8速AT(ティプロトロニック)の組み合わせで、0-100km/h加速も3.9秒と、従来モデルと変わらない。