11月25日、アウトモビリ・ランボルギーニは、大阪のGLION MUSEUMにて「ランボルギーニ・デイ・ジャパン2019」を開催した。4年目を迎えた今年は、同社のステファノ・ドメニカリCEOも出席。200台以上のランボルギーニ・オーナーをはじめ、メディアやVIPを迎えて盛大に行われた。
「アヴェンタドールSVJ 63 ロードスター」をアジア初公開
会場には今年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初公開された限定モデル「アヴェンタドールSVJ 63 ロードスター」が、アジアパシフィックで初披露。
さらに同社のチェントロ・スティーレとアドメルソナムが、歌舞伎にインスピレーションを得て手がけた特別な日本限定バージョンの3台が、歌舞伎役者である片岡愛之助とともに登場した。
アヴェンタドールSVJロードスターは、新色のRosso MutとBianco Siaを使用してフェード効果で色を交わらせ、隈取を思わせるフロントボンネットのリバリーがエクステリアの外観をまとめあげている。インテリアは、舞台でおなじみの扇がシートとリアウォールに刺繍されて豪華な印象。色はNero AdeのレザーとアルカンターラにRosso AlalaとBianco Ledaのディテールを加え、エクステリアとの絶妙な組み合わせを実現している。
ウラカンEVOスパイダーは、アヴェンタドールSVJロードスターとカラーテーマは同じだが、より繊細なディテールで、ランボルギーニを代表するRosso EfestoからNero Heleneへの色の移り変わりに、隈取を再現したBianco SiaとNero Heleneのリバリーを配している。インテリアはNero Ade、Rosso Alala、Bianco Ledaを組み合わせ、ドアパネルの扇の刺繍が特別な1台を表す。どちらもエクステリアに「JP63」のロゴのペイントが施され、「Opera Unica」のプレートでワンオフであることを主張している。
ウルスは今回初めてアドペルソナムが発表したニューカラーのMatt Whiteで、エクステリアにフルカーボンパッケージを装備。カーボンファイバーパーツにはレッドのリバリーが施されている。インテリアはNero AdeとRosso AlalaのバイカラーSportivoで、3台のつながりが表現された。
これらの特別なモデルの他にも、会場の入口には、ミウラ、イスレロ、ウラッコ、ハラマ、LM002 、カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴなどのクラシックモデルやワンオフモデルのチェンテナリオ・ロードスターが華を添えた。また、会場内では ランボルギーニのスピリットが堪能できるアドペルソナムやチェントロ・スティーレ、ポロストリコ、ブランド エクステンション、スクアドラコルセの世界を巡る各種のアクティビティや展示があり、来場者を楽しませた。
ステファノ・ドメニカリCEOは次のようにコメント。
「ランボルギーニは5年連続で半期の売上記録を更新しており、ランボルギーニのブランド、製品、販売戦略の持続力を裏付けています。また、スーパーSUVウルスは、生産開始から丸一年経ち、この新たな局面でさらなる成長拡大を牽引してくれた一方で、スーパースポーツカーもすばらしい結果をもたらしてくれました。私たちにとって、日本は非常に重要なマーケットです。ランボルギーニと強い絆を築いてくれた日本のお客様の長年にわたるご愛顧に、改めて感謝を申し上げたいと思います」
当日は200台を超えるカラフルなランボルギーニによるパレードランも行われ、大阪城や御堂筋など、大阪の中心部をランボルギーニで染め上げた。